夏休みのおかげで久々に、公共バスの旅に出る事が出来ました。
以前にも69路バスで西山に行った事は有るのですが、
その時には事情があってこの石公山まで、たどり着けなかったのです。
なので、今一度再挑戦。。
バスは69路でも、「5元」の表示が出ているものに乗ります。
69路にはほかに1元、2元のバスがありますが、それは木涜までしか行かないバスです。
長距離バスにはそれなりのお金を払わねばいけません。ましてや観光地です(^^)
バスに揺られること約2時間、西山の端っこ、石公山に到着!
大人50元ですが、「休闲卡」を持っていれば無料です。
いやー、静かでいい景色です。そして、寂れてます(笑)
古ぼけたリヤカータクシーがしきりに「どこ行くんだ?」と聞いてきますが、
目の前の公園に行くに決まってます。
軽く無視して門に向かいます。
じゃなくって、琵琶湖の3倍以上の大きな大きな太湖です。
これを見にここまで来たんです、はい。
園林のようなたたずまいでした。
海堂法師という武術の達人が、この上で修行したそうです。
石の階段を登っていくと、
素敵な太湖の風景を、夕刻の風に吹かれながら、ゆったりと感じてきました。
ここ石公山はこうした石(岩)がかなりの部分を占めており、土が少ない山です。
それで石におじいさんの愛称をこめ、「石公山」としたそうです。
7000㎡の広大な「大理石」の敷地が自然に出来て、湖畔までまるで岩が流れ出ているような景色を見せています。
2500年前の呉の王、夫差が、ここで宴会を開いて月見を楽しんだことも有るそうなんです。
毎年旧暦9月13日には、“日月双照”という、太陽と月が一度に見られる日が有るそうです。
1時間くらいでしょうか、途中にある売店で冷えひえのお水を5元で購入し、
お手軽な避暑を楽しむ事が出来ました。