蘇州ブログ コブタパパ

蘇州生活もあと1年足らず、できるだけ蘇州・中国を楽しもうと思います。

平江路から獅子林へ

2014年05月27日 | 園林

先週末の昼下がり、御世話になったsさんと、平江路・園林へ行ってきました。

平江路は地下鉄1号線 相門から出て西へ戻る方向にあります。

2年間一緒に仕事や遊びをしてましたが、

sさんとここへ来るのは初めて。

興味津々で、小物店をのぞいていました。

平江路はほんと、フラッと歩くにはちょうどよいところです。

普段、蘇州以外のところに御住まいのsさんは、たびたび蘇州にも来られていたのですが、

まずは虎丘、園林、観前街、山塘街、そして木渎と、有名どころを案内するのが先で、

この、地元ではかなり有名で、私も気に入っている路を案内する時間がありませんでした。

本帰任が決まり、最後に散策する方を

ご案内するのにふさわしい場所は、ここですね。。

ちょっと疲れたので、道端のカフェで一休み。

窓は運河沿いで、小船が流れていく様子を眺めつつ、コーヒーをゆっくりといただきました。

わたしも蘇州在住すでに2年、残すはあと1年です。

sさんとのお別れをシミジミと惜しみつつ、来年は自分もここから居なくなるんだなあ、

と、またしてもシミジミと感じてしまうのでありました。

獅子林の入り口風景。

時々ハッと、「ここは中国だ」と、

自分が特別な経験をしていることを思い出します。

ちょっとは英語も中国語も使えるようになり、道案内も出来るようになりました。

中国語は遅ればせながらHSK4級、太極拳も、まだ未熟ながらも3段をいただきました。

もちろん、私は仕事のために中国に来ているので、語学や習い事は慢慢に、、ですが、

それぞれ、もう少し進歩の余地はあるかな。。と。

あと1年、引き続きここ蘇州ならではの経験を楽しんでいきたいと思います

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环秀山庄 刺繍博物館の隣

2014年04月21日 | 園林

帰任するsさんへのお礼の品として、蘇州の名産品、刺繍をプレゼントしようと思い立ちました。

中国苏秀艺术博物馆の右横に在る、刺繍研究所というところに、

現地の人が手縫いで作成した、いい刺繍があるんです。

标签: 景路沿线

地址: 景路272
电话: (0512)65113219
 
以前行ったときの記録

http://blog.goo.ne.jp/kobutapapa2012/e/2925e0f35c50394fe17cc0cd4aadc9ca

で、そこへ行こうとしたら、、「こっち」って、言われまして。

环秀山庄

门票价格: ¥15元

开放时间: 08:00-17:00

地址: 苏州市姑苏区景路272号
电话: (0512)65816805

「いえいえ、刺繍を買いたいんですが、、、」「うんうん、こっち見てから買いに行けばいいよ」

と、押し切られてしまって、、、

15元払って入場しました。

おっ

なかなかー!

900年ころ、五代十国のころの銭氏という人の金谷園というのがもともとだそうです。

静かな、穏やかないい場所です

こんな場所で、御茶をのみながらたたずむの、素敵でしょうね。

この後、穏やかな気持ちで刺繍を選んで、

いい一日を過ごしました。

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厄払いはやっぱり西園寺

2014年03月02日 | 園林

ここ最近、駐在員(私のみならず)周辺にいろんな苦難が襲い掛かってまして、、

Sさんから、「厄払いしたいんだけど」とのリクエストを受け、

蘇州で一番厄除けのご利益があるという、西園に詣でることにしました。

ここは去年、そのころ一緒に働いていた、

不幸なべっきーを救うために一度行ったことがあり、

その後べっきーは無事、よりよい就職先を見つけて嬉々として転職していきました

つまり、御利益があったわけで(笑)

69路で金門路下車、北に歩いて10分ほど、運河を西にむかうと

このようなアーチ橋が出てきます。

歴史を感じるお寺の門。

1300年ころ建立され、今もそのままの姿を維持しているお寺です。

入寺料は25元。お寺のほかに、園林もあります。

中で大きな大きな御線香を購入し、

正門の前で、火をつけた御線香を持ち、

時計回りで、北東南西の4箇所で、それぞれ3回づつお辞儀をし、

ここで焼ききります。

PM2.5に見えますが、これは功徳があるお香の煙です。お間違えなきよう。。

その後本殿に入り、それぞれの仏様におまいりし、

すっかり厄を払った後に。

 

今度は和風に、商業街の紋べえさんにて

おいしい鴨せいろで、まったりと一日を終えます。

もちろんお清めのビールも少しは飲みましたが(笑)

なんだか、すがすがしい気分になりました。

気分をリセットして、いい日を迎えられるような気がしています

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霊岩山寺 灯台下暗し。

2014年02月22日 | 園林

 今週天気が悪かったですが、週末は晴れました。

こんな天気に家にこもっててはもったいない!

ということで、どこか山のあるところへ行こうと思い立ちました。

西山まで69路で行くのもよし、69→64路経由で穿龙山にいくのもいいかな、と

思いつつ、バスから外を眺めてましたら、

おお、灯台下暗し

木渎のとなりに、ありました。

灵岩山(ling yan shan)です。

山の高さは220m、頂上付近にお寺があります。

このお寺は約2500年前、呉王の夫差が、越の勾践を降伏させて支配したのち、

勾践の側近の作戦で、中国4大美女の一人、西施を送り込み、夫差をすっかり虜にされたと言うことがありまして、、

その際に、西施のために夫差がどーんと、王宮をこの山に作っちゃったんですね。

それが姑苏台といって、そのためだけに樹木がむっちゃ運河で運ばれてきて、、

ゴロゴロと集まってきた場所を、木渎(木でいっぱいの溝)と呼ぶようになったのですね。

おかげさまで呉のお金は無くなる、夫差は政治が出来なくなる、、と、

満を持して、越の勾践が呉に報復攻撃を行い、ついには夫差の首をとって滅ぼしちゃって。

ゆえに、西施は傾国の美女と呼ばれております。

 

 西暦500年、その跡地にお寺が建てられ、その後も建物を拡大、跡地の修復をすすめ、

今のような大きなお寺と歴史の跡地が出来たそうです。

山のふもとに風景区があります。

通常20元らしいのですが、2月のみ?無料開放されていました。

緑と水の風景

梅の花も咲いてます

「上山方向」という案内があって、そこを進むとこの門が見えます。

門をくぐると、延々とこのような坂が続きます。

自力で登るのが厳しい人には、籠での送迎もあります。

30分ほど登ると、石仏がお迎え。

さらに10分ほど進むと、

灵岩山寺に到着しました。

入場料は、なんと1元です。

とても懐の広いお寺です。

大雄殿、灵岩山寺の本殿ですね。

中はとても霊験あらたかです。

しかし、「写真禁止」の表示があり、

普通の観光地では「禁止」されてても勝手に写真をとる人がいるはずなのですが、

ここでは本当に誰一人、写真を取るような不謹慎な人はいませんでした。

灵岩寺塔、丘の上にりりしく聳え立っています。

1階にはそれぞれ功徳のある仏像があり、時計回りにおまいりすると

御参りした人に功徳が施されるそうです。

しっかりと、時計回りでお参りして来ました。

大雄殿の裏側から見た風景。みなさん続々と登ってきます。

大雄殿と灵岩寺塔を結ぶ廊下に、

こんな画が。

他に、お寺の一日の活動、お寺のあり方などが、この廊下に美しい字で書かれていました。

塔の反対側が、庭園です。

ここは姑苏台の一部で、夫差と西施が仲良くすごした玩月池や、呉王の井戸、

西施が華を愛でたという玩花池など、美しい風景が見られます。

 

風景を堪能した後、院内にある「素麺」のお店へ。

Vesitable noodle と書いてありました。精進麺なのですね。

この日は双面 15元(255円)のみの販売でした。

食券を購入して、麺と交換します。

我先に食券を差し出して先を争う人も無く、

きちんと並んでみんな順番待ってます。お寺参りの皆さん、とても紳士です。きのこと筍が、ぐつぐつといいにおいをさせてます

大騒ぎする人もなく、雰囲気のよい食堂です。

美味しい、やさしい味の、にゅうめんです。

腹ごしらえの後は、一度お寺をでて、山頂を目指します。

10分も登ると、山頂が見えてきました。

途中に商魂たくましく、米粒に字を書くとか、お香を売るとか、占いするとか、

射的なんてのもありました(笑)

頂上は絶景

塔の反対側に、また別の山が。

ここからさらに、向かいの山まで登ってる人も結構います。みんな元気ですね。

帰りは別ルートがありまして、

ふもとにはこのような商店がずらーりと。。

ここで数珠やら、まが玉やらを販売してますが、

ここで買うなら院内の売店で買うことをお勧めします。ご利益はやはりホントの場所で

69路、312路、2路と、豊富な路線で御手軽な山のある風景、

これはまたリピート決定です♪

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御正月はお茶で

2014年01月02日 | 園林

御正月の1日、工場のTさんと虎丘観光へ行きました。

初めての蘇州観光で、雰囲気のいいところで御正月、、

これはある意味、かなり贅沢なことですね♪

虎丘からの風景は、ちょっと霞んではいますが

園内にある茶館で、

こんな素敵な店内で、

日の光を感じながら、

龍井茶をいただくというのは、

これは素敵なことです(^^)

天井の梁、扇風機、空間がすてきです。

御正月観光で、蘇州に来たと考えれば、こんないいすごし方はありません。

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西園 お参り

2013年09月08日 | 園林

ちょっと最近大変なことが多くて、、

以前、会社のべっきーさんが、霊験あらたかな蘇州のお寺、西園の話をしていたので、

悪い流れをお参りで断ち切れたら、、と、これこそ神頼み!

してきました。

我が家の近くからですと、塔园路のバス停、

桃园度假村から406路バスで8駅「西园」下車です。

美しい橋が二つ並んでかかっているのが目印です。

橋を渡ると、厳かな前門が見えてきます。

入場料は25元、残念ながら園林カードも休閑カードも使えません。

入ったあと、しばらく芝生の広場をあるいていきますと。。

戒幢律寺が見えてきます。

この入り口では、このように信者の方が、大きなお線香やロウソクを炊いて、

お祈りをささげている様子が見られます。

中にはこんな大きな大きな閻魔様や、菩薩様が。

大きく、奥深い感覚にしばし心を奪われます。

その先に、大きな社殿のようなものが見えてきました。

大雄寶殿という、大きな仏殿です。

正面に、大きな黄金の大仏様が見下ろしています。(あまりに厳かで写真撮れませんでした)

裏手には、石を切り出して作られているのでしょうか、さまざまな仏像が。

この仏殿の奥には、西園のもうひとつの顔、西園古刹があります。

この塔の周りは本当に静かで、鯉や雷魚が跳ねるほか、皆さんの会話もささやきのようで、

みんなが安静を求めてきているような感じが伝わってきます。

お茶館もあります。学生さんが勉強しているのでしょうか。

またこの西園、特徴的なのは、お寺らしく格言がそこここに掲げられているのです。

 

自由は自信から、自信は自律から、自律は自主性から、自主は賢さからくる。と。

習慣を変えると命運も変わる。

いろいろと迷い悩んでいる今、こういうのは完全に意味が理解できなくても、

なんだかすうっと入ってきます。

ここへ来て、ちょっと、気が楽になったような気がします。

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同里 中距離バスの旅2

2013年04月13日 | 園林

かなり前の記事になっちゃいましたけど、帰国前に行った同里旅行の続きです。

同里の代表的な庭園「退思園」と、珍珠塔庭園へ進みます。

退思園の由来は、ここを作った任蘭生という官僚が、不幸にも別の官僚の讒言で隠遁の生活を余儀なくされた際に「進思尽忠,退思補過」に(官として仕える場合は誠心誠意を尽くして皇帝に奉仕し、また官から退く場合は過去を反省し過ちを補う)という故事からその字を取ってな名づけたものだそうです。

任さん、とても清廉潔白、仕事熱心な方だったそうで、そういう人って悪い人に陥れられること、多いですね。。

でも、このように、後世にその名が残されるのも、そういう清廉潔白の人だったりします。

そこまでの道で、忘れちゃいけない場所がありました。

太平橋、吉利橋、長慶橋の「同里三橋」です。

三橋を渡ると幸せになれるそうですよ。

太平、吉利、長慶の順に歩くとご利益があるそうなので、その流れを守って歩きます。

太平橋

吉利橋

長慶橋

太平橋から運河を臨みます。

向かい側が吉利橋、左に長慶橋があります。

長良川みたいに、観光鵜飼もやってました。

しっとりした雰囲気の通りを抜けて。。

素敵な衣装の皆さんを見つつ、、

退思園に入ります。

攬勝閣という邸宅の2階から、中庭を眺めます。

ちょっと浅く咲いた桜が、奥ゆかしくて素敵でした。

ご自慢の、池が広がる庭を眺めます。

ここは確かに、絶景・・・!雨の静けさとともに、ゆっくりと景色を堪能しました。

 

実際に池に下りて見ます。

右手に見えるのは「不繋舟」という、船を模した建物です。

桃源郷への航海をイメージしたそうで、中国庭園では多く見られます。

ひとしきり散策を終えて、次へ向かいます。

 

昆曲のステージです。午後の演技の準備をしていました。

奥の深い、古い通りが好奇心をそそります。

その後、珍珠塔庭園という庭園に進みます。

古の太鼓ですね。

黄金の玉座。これは、最近作った撮影用です(笑)

庭園に進みます。

こちらにもありました、素敵な不繋舟。

素敵な池はこちらにも。。

ガイジンさんも、綺麗な鯉に餌をあげて楽しそう。。

十分に、同里の素敵な景色を堪能しました。

今、花もあって素敵な季節ですから、ちょっとした中距離バスの旅を

楽しんでみるのにはちょうど良い距離だと思います。

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怡園 身近な園林

2013年02月12日 | 園林

先日、宝帯橋で知り合った方に、蘇州で身近な園林があると教えていただき、

獅子林の帰りにちょっと寄ってみました。

地下鉄「楽橋」9号出口を出て、観前街方面(北方面)へ少し進みます。

こういう門が、通りの喧騒と不釣合いなほどに謙虚にたたずんでます。

怡園:蘇州市人民路1256号

入場料:大人15元(園林カードで無料に)

門を入ると、静かな入り口がお迎え。

隣は蘇州の大通りの一つ、「人民路」です。

本当にそれが想像できないほど、中は静かです。

小さいながら、太湖石、松・柳などの緑、池が施されています。

広々とした園内。風も無く、池が鏡のよう。

これ、園林の風景は「鏡」を通して反対側のものなんですよ。

面白い工夫です。

 

この、洞門から見た景色、どこの園林でも見られますが、好きです。

橋が池の反射を利用して、円を描いています。

これも蘇州の橋の特徴ですね。

 

地下鉄で行ける、観前街からの帰り道の、ホッとできる静かな風景。

気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

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獅山林

2013年02月11日 | 園林

園林の中で、有名なのに行けていなかった場所があります。

獅山林です。

住所:園林路23号 ℡:0512-67272428

●アクセス  公共バス遊1、遊2、遊5、529、309、202など
          「蘇州博物館(拙政園、獅子林)」下車。

拙政園のすぐ南です。

蘇州観光+園林めぐりをするのであれば、この二つ+観全街、平江路をセットにすると

効率よく回れると思います。

 

入り口です。

さすが春節、さすが世界遺産、すごい人です。。。

こちらもえらい事になってます。

入ってすぐの楼閣。普段は静かなたたずまいなのでしょうね。

真趣亭です。ここからの景観は美しいです。

水、太湖石、楼閣、本当に美しいコントラストです。

もう一方からの眺めです。

ひとつここで注意。

迷路みたいに高さ、抜け道、通り抜けられない行き止まりがあります。

子供達にはとてもいい遊び場所になるかもですが、怪我しないように気をつけてください。

見る角度によって、本当に景色が変わる園林です。

高さ、水、緑、楼閣、様々な工夫がなされています。

しかし、どこもかしこも人・人・人(笑)

太湖石の石柱。林のように立ち並んでいます。

船の形を模した望景楼。満室です(笑)

迷路のような回廊も、そろそろ終わりを迎えます。

獅子のような岩がお出迎えです。

出口付近の明かり窓と、太湖石のコントラストです。

見て美しいだけでなく、歩いて楽しい、アミューズメント性もある園林だと

僕は思います。

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楓橋風景区

2013年01月06日 | 園林

近いのにいけてなかったところ、枫桥風景区に行って来ました。

長いお休みがあると、こういった隙間旅行が自由に出来るので楽しいです。

まあ、遠いところまで行くにはスキルとお金が足りないってのもありますけど(笑)

 

枫桥風景区は、元旦の日に花火をみた、寒山寺のお隣。

入り口が見つけづらいですが、2箇所あります。

1つは、寒山寺正門の向かい側にある、江村橋からのアクセス。

そしてもう一つは、今回私が訪問した方、寒山寺入り口を通り越したところにある

商店街側から直接枫桥にアクセスする道。

ここはまた園林に指定されています。カードがあれば、入場料20元が無料です。

 入場するとすぐ、大きな「鉄鈴関」がどどーんと聳え立ちます。

これは1557年、明の時代に、敵の来襲、特に倭(日本人)の来襲に備えて作られた関だということです。

明国はもともとお金がなくって、さらにこの運河や関のおかげで財政が傾いて滅んだそうです。。

入り口側。楓橋上から。

こちらがカメラを構えていても、前に若者がやってきて楽しそうに記念撮影(笑)

では、まず橋を超えて、中に入ります。

古の町並みが再現された通り。

切り絵、シルク、刺繍のお店が並びます。

明代の米蔵です。当時の販売風景も再現。

こうした風景を見ながら北へ向かうと、小島の突端が見えてきました。 

この先は、北京へと続いています。

この運河は京杭大運河といい、北京から杭州までの距離1782mを結ぶ大運河、

そこを船で大量に米や作物を載せて運び、杭州・蘇州は栄えました。

昔の物流の大動脈だったんですね。

島から見た寒山寺。風流、風流です。

寒山寺の鐘の音を聴いたのでしょう、聴鐘橋。

楓橋と鉄鈴関、張継さんの3ショット。

「楓橋夜泊」を詠んだ張継さんが、なんだかくつろいでます(笑)

ちなみに、楓橋夜泊の内容は、

月落烏啼霜満天
江楓漁火対愁眠
姑蘇城外寒山寺
夜半鐘声到客船

月落ち烏啼いて 霜天に満つ
 江楓漁火 愁眠に対す
 姑蘇城外の寒山寺
 夜半の鐘声 客船に到る

都落ちした張継さんが、夜中にここで眠れぬ夜をすごしたという歌。。

もちょっと、憂いのあるポーズでもよかったような。。

中に小ぢんまりとした庭園もあります。

川を挟んだ大鐘堂が美しいです。

大運河を南側に臨みます。

大きな運搬船が、次々と川を横切ります。

呉門古韻。

こんな近くに、こんなに古を感じさせてくれる場所があるなんて、

蘇州はなんと味わい深い町なのでしょう。