仕事で呉中区という、蘇州の新区から南に下ったところ、
石湖の南側へ行って来ました。
呉中区は、新区、園区に次いで、蘇州3番目の開発地区です。
じっくり見たのは今回が初めてですが、東山まで抜ける大通りは、
真新しいマンション、ぴかぴかの学校(地元学校のみならず、外国語学校や専門学校)がたくさんあり、まさにこれから伸び行く都市!という感じがしました。
そして、仕事が終ってお昼時、食事処を探していると、旺山という美しい山の麓から
山中へ伸びる道路と、大きな鳥居状の門が見えたので、ちょっと興味を持ってアクセス。。
「旺山生态园」という、山中の自然公園です。
http://www.lvping.com/attraction_review-d11-s46212-wangshanshengtaiyuan.html
ここは。。。いっぺんで好きになってしまいました。
山の中に、緑、池、温泉があります。
日本の山里を思い出させるような、風光明媚な景色がここにあります。
山、緑、小道、池。とても静かで、心安らぎます。
湖北省出身のフィーデル君。私と同じ、自然が大好きです。
ここにはホテル、併設のゴルフ練習場、それに温泉があり、
休暇をゆっくりすごしたい方には、まさにぴったりの、癒しスポットです。
そして、お目当てのレストランを発見しました。
観光案内所を抜け、売店・コンドミニアム調の建物を抜けたところに、
レストランが数件固まっています。その一軒が、こちら。
旺福楼です。典型的な農民食レストランです。
公園の中にある大きな駐車場の、山側の通りぞいにあります。
屋内もありますが、この季節、外のテーブルで景色を楽しみながらがお勧めです。
なんといっても、ここの売りは、地元の食材だけを使用した、本当の農民食です。
だって・・・
こんなに新鮮な食材が。。。
ここから直ちに屠るというわけではないと思いますが、こういった食材をご用意して
お客様をお待ちしていますよ、、というアピールです。
ただし、注文するには、慣れた方の同行が必須です。
メニューは前菜、付け合せ、肉料理、スープに分かれているようなのですが、
写真が無く、完全中華の記載方式になっていましたから。。
私の場合は、全てジェームス部長にお任せです。
ということで、付け合せと前菜、肉料理がやってきました。
ここの料理は、、、うまいです。へんはおちー!です。
江蘇料理(蘇州、無錫、上海)を売りにしているレストランの中には、明らかに「甘すぎだろー!」
というお店もあり、甘さが口に引っかかって食べづらいこともあるのですが、
ここの料理は、まさに「素材の味を生かした」おいしい蘇州菜でした。
なにせお店の名刺に「正宗糸土鸡 確実本地人」(まさに地元の鶏、ホンモノの現地調理師)
と書いてありますから。
食べやすさにつられ、肉も野菜もバンバン食べちゃいました。
そして、このお店の売り、地元の鶏をつかった鳥鍋がやってきました。
鉄鍋で、グツグツ言いながらやってきました。
これは、、旨い!!
いや、もう、たまりません。前菜とご飯でお腹一杯だったにもかかわらず、これはお茶碗に二杯おかわりしました。
鶏がらスープ、塩加減、肉の柔らかさ、、私の今日の一押しがこれです。
ここ、旺山公園へは、車チャーターが一番便利ですが、
バスでは白合花公萬から51路で28駅、
石湖华城→503路 農林大世界方面行きで「旺山生态园」まで9駅でいくこともできます。
たぶん、1時間~乗り換え考え1時間半くらいです。
今回は会社のクルマで行ったので、その辺の不便はありませんでしたが、
簡単便利なアクセスを見つけた方は、どうぞお知らせくださいませ。
長期休暇、一度はここでゆっくりするのもいいんじゃないかな、と思います。
ここは、、おすすめです(^^)