さて、盤門を見終わりまして、次の見所は
これは、呉王夫差が、仇敵越の国の王、勾践を服従させ、天下を謳歌しているところに、
老中の五子胥がしきりに「敵は力を蓄えている、気をつけなさい」と何度もたしなめたため、
夫差がそれを嫌がって、剣を渡して自害を薦め、彼の自害の後にすぐ越が呉をせめて滅ぼしたという悲劇があったことから、あくまでも正しい助言をし続けた五子胥、また、楚の国を滅ぼし呉を盛りたてた功績から、祭られたもののようです。
司馬遼太郎によると、彼は本来楚人で、頭脳明晰、激越で恨みっぽく、
情念が屈折している人物だったようだと書かれています。
その性格も、この悲劇を生む原因の一つだったのかもしれませんね。
自害した時も、「俺の目玉をくりぬいて、東門にかけよ。越が来るのをこの目で見届けてやる」と、東の門に目を埋め込むことを支持したのに、
夫差が逆の西門、つまりこの盤門に埋め込んだといういわれもあるそうです。
人間関係のこじれって、今も昔も変わりませんね。
陸路を突進してきた部隊を防ぐ門を通す溝です。水門と同じく、この門も2層になっていて、
小さな部屋の両側にこの門があって、進入した敵を袋のねずみにして
皆殺しできるようになっていました。。おーこわ。
ゴルフボール大の弾を、ガスガンでぶっ放します。当たったら、多分、命危ないレベルです。。
隣には、殺傷能力があると確信できる、ボーガンがありました。
往復3元(40円)、入場料40元(520円)で、2500年前の国宝をみる事ができ、
お土産を10元(130円)で購入し、ホクホクの一日となったのでした(^^)