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蘇州ブログ コブタパパ

蘇州生活もあと1年足らず、できるだけ蘇州・中国を楽しもうと思います。

上方山公園 BBQ大会

2012年06月30日 | 太極拳

 

楊派太極拳道場http://www.takezono.com/主催の、BBQ大会が行われました。

今回は専用バスで会場まで運んでいただけたので、交通手段のご案内は出来ませんが、

はなさんのブログ「さよ@業街」ではきちんと紹介されています。

http://blog.livedoor.jp/sayo1009/search?q=%E4%B8%8A%E6%96%B9%E5%B1%B1

←入り口です。

今回はBBQ会費で入場券を買ってもらってましたので、チケットは自分で買わずにすみましたが、たしか大人40元だったと思います。

←美味しい香りと煙が漂ってました。ドイツの方も楽しんでます。

←我々のBBQ風景。骨付きカルビは、激ウマでした

このほか、ビールもジュースもジャガイモも、サラダも焼きそばもあり、

本当に美味しいものをお腹一杯食べ・飲み、

蘇州ビギナーの私に、諸先輩方から色々な情報を頂いたり、下の子は新しいお友達を作って遊んだりして、

充実した時間をすごす事が出来ました。

園内は広々。緑も水も充実です。

アスレチックはところどころ遊具のロープがなかったり(笑)していましたが、

おおむね楽しむ事が出来ました。

 

そして、みんなが食べる肉?野菜?パン?に釣られて、

なんと、孔雀さんがお目見えです。

←パン食べてます。

←子供が来てもあんまり逃げません。

他にもでっかいハトが沢山居る場所があったり、自由な自然が広がっている、素敵な公園です。

 

←BBQ終了後、公園内の移動はこの電動バスをつかいました。

しかし、私が今回一番驚き感動したのは、皆様のBBQの手配です。

これは有志参加ですので、幹事の方もバス手配も、生徒さん皆様の力を集めての開催となっています。

日本人学校でもこういうイベントはあるのですが、それは学校主催です。

こんなすばらしい場所で、こんなに素敵な準備をされる皆様のお力に

ただただ感謝するのみでありました。

 


花火

2012年06月30日 | 日記

今朝出かけようとすると、家の前に怪しげなおじさんが、、、

これは、花火ですね。

爆竹もあります。何の告知も無く、このおじさんは次に。。

 

火をつけて、逃げる

ボン!ボン!ボン!バババババ!!

鼓膜破れそうです。

 

どうやら、先日オープンしたCity Lifeのオープン記念ですね。

でも、日本でやったらつかまりますよ、確実に。。

まあ、とにかくお祝いの花火があがりました。めでたしめでたし。

 


緑宝広場 粗菜館 ゲームセンター

2012年06月29日 | 新区

金曜日、仕事で疲れている私を、妻がねぎらってくれました。

みんなで何か美味しいもの食べにいこう、と

緑宝広場4階にある「粗菜館」で、自分の好きなものを注文しました。

炒飯、えび餃子、豚肉甘揚げ、サラダに、、チンタオ!

たまっていた疲れが、美味しい料理と、妻の優しい気持ちで消えていきました。。

日本式生サラダは18元。

その後、3階のカラオケボックスに行こうと思ったのですが、

人が多すぎて怖気づいてしまい、退散。

部屋待ちとかあったら、ティンブトンな私じゃどうしようもありませんから。。。。

 

ただ、その代わりにゲーセンに行こうと。

学生時代の定番をたどったわけです。カラオケ、ゲーセン、、

大学生のときって、結構こんなことばっかりやってたなあ。

 

セガワールドみたいな、「Tom’s world」

この、トムってのが、ミッキーに似てるんです、すごく。。。

あと、受付カウンターの上に、マスコットキャラクターらしきものがいるのですが、

長女が「あっ、あれ、絶対ルフィのパ○リだって!」「絶対ワンピースのパク○だよ!」と、

大きな声で指摘していました。間違いありません、ゴム男が笑ってます。。

 

ただ、結構楽しいみたいです。

基本、現金で遊ぶのではなく、一度現金をコインに替えてから遊ぶ仕組みです。

ゲーム機に現金が入っていなければ、犯罪のリスクも小さくなりますね。

受付にて、1元=1枚でコインを購入します。50元払うと、60枚もらえました。

それをもって、日本でもおなじみ、金魚すくいを楽しみます。

←見た目は日本のとそっくりです。

ただ、ちょっとおかしいのです。

金魚をすくっても、コインが出てきません。

変わりにこんな紙がワンサとでてきます(笑)

で、コインが出てこないので、きっちり60回(50元で60回分もらった)で、

ゲーム自体は一度終ります。

そして、、、先だって一生懸命機械から出されてきた、紙テープが残ります。

 どうするんだろ、、、分からないので、とりあえず受付のほうへ行きます。

すると、こんな風に、

ダダダダダダダダッ

と、テープが機械に吸い取られていく場所があります。

結構な勢いでテープを飲み込むこの装置、テープにパンチしてあるコマ数を数えるようです。

娘たちにはこの機械も面白かったみたいです。

で、飲み込み終わった機械には数字が表示されてますので、店員さんに声を掛けると、

クレジットカード大の紙のカードにその数値をポイントとして記録して、我々にくれました。

 

で、ポイントでは、ノートやおもちゃ、ぬいぐるみなんかもあります。

今回は小手調べなので点数も少なく、次回またみんなで来るときまで貯めておき、

取った数で何か購入しよう、ということになりました。

でも、子供たちはこのおまけの仕組みで十分楽しかったみたいです。

 

まったりとした金曜日でした(^^)


City Life 新区の店

2012年06月29日 | 新区

我が家のご近所に、園区でもチェーンがあるという、

City Lifeがオープンしました(^^)

仕事帰りにちょっと寄ってみました。

入るとすぐに「イラッシャイマセ」おお、しんせん館みたい

J’sマートは基本日本語しゃべりませんからね、店員さん。

入り口右横に、パンのコーナーが。やりますね、日本語です。

お刺身もお寿司もあります、これもJ’sに無いものです。

他にも生鮮食品、おかず、冷凍食品、もちろん調味料やカレー、ジュースにお菓子などなど。

そして私にとってやっぱり嬉しい、和・洋酒の数々です。

広いお酒コーナーがあり、冷えたビールはもちろん、ワイン、焼酎、ウイスキーと

豊富に取り揃えてあります。

また、その近くにはおつまみコーナーやスナックコーナーもあります。

特に、韓国のお菓子、スナックがまとまった一角にありました。

その写真も撮ろうと思ったのですが、日本語をたどたどしく話す店員さんにいろいろと話しかけられ、撮影はストップ。

日本語勉強中なのでしょうね、一生懸命いろいろお話してくれました。

毎回だときついですけど、今回はオープニングなので、話にお付き合いしました。

 

翌日がグランドオープンだったようで、妻がお友達の奥様と一緒に探索したそうです。

マグロの解体ショーがあったらしく、彼女は「中オチ」のみを狙い、買った後にヅケにしております。

 ←これがそのヅケ丼です。おいしかったー。。

この品揃えがキープできれば、ここはちょくちょくお世話になれそうです。


石湖 散歩

2012年06月26日 | 新区

手軽にいける、大き目の湖、石湖に行って来ました。

沢山有る湖の中ではちょっと小さめのものですが、それでも結構な迫力があります。

なんといっても、この辺で一番大きな太湖は、琵琶湖の4倍もあるんですから。。

 

石湖入り口です。すでに広々とした感じ。

 

 こんな小島があり、綺麗なお屋敷が建っています。

藻エビを網ですくっていました。けっこう大きくて、沢山取れるみたいです。

 

刺し網ですね。ウグイみたいな、この辺で沢山見かける魚が取れてました。

 

お犬さんたちが、気持ちよさそうに水浴びしてます。泳いでます。

 

綺麗に整備された遊歩道。

この公園にはほかに、

広々とした芝生のグラウンドもあり、樹木の生い茂った散歩道も有り、

近くには上方山という、金の大仏で有名な山も見え、とても癒される場所となっています。

電動車でもいけますし、バスも通ってるはずです。ちょっと調べてませんが。。

来週はその、上方山公園にてBBQです。楽しみです。 

 

お弁当もってハイキング、という感じで楽しめる場所です(^^)

 


印象城 ウォルマート

2012年06月23日 | 園区

たくましくなった妻が私たち家族を、園区の印象城というショッピングモールに案内してくれました。

蘇州バス 68路 华庭苑下車 北へ向かい最初の交差点を西

2路 印象城北 下車 西へ

いずれかでつきます。

 日本人、特に奥様に大人気の場所だそうです。

ぱっと見は大きめの緑宝広場という感じです。

店内は吹き抜けが多く、広々とした作り。

でも、似たような感じはどこにもあるような。。

と思ったのですが、ここはちょっと違ってました。

日本人向けのショップが多いんですね。ここは。

特に、私の妻は無印良品が大好きで、日本にいたときも無印ブランド(笑)を

そろえていましたから。。

ここを見つけてしまって、とても喜んでいます。

そして私と子供は日本に居るときと同じように、通路にあるベンチで座って体力を温存し、

妻は思う存分、無印店内を堪能していたのでした

 

もう少し修行が必要ですが、映画館もカラオケボックスもあり、

映画は1000円くらいで見る事ができて、カラオケも1時間500円くらいで楽しめるようです。

また、妻の友達が先日妻に見せてくれたという、切り紙細工が、ショッピングモールに出店していました。

←似顔絵を、その場で切って作ってくれます。

←飾ってあるものは、額縁つきで30~300元。

かわいいもの、精巧なもの、様々です。一度みんなの顔をいれて作ってもらいたいです。

そして、食事も他とは一味違います。

サイゼリアがあるんです。店構えは日本とほとんど一緒。

しかも、メニューが日本とそっくり。さらに言うと、安くておいしい!

このピザは23元、パスタは10元、ハンバーグは13元、ライスは2元です。

子供たちにはジュースバーをつけましたが、一人7元と。。。安い!!

これだけ食べて、ジュースたっぷり飲んで、62元(800円)です。

 

家族連れにはこれはたまらないですね。

今度イオンができるらしいので、そことは正面から勝負になりそうです

 

 


端午節

2012年06月23日 | 園区

今日は、中国農業暦の5月5日、端午の節句です。

一般的には端午節、またの名を龍舟節といいます。

春節、中秋節とならんで、中国3大伝統祭日というのだそうです。

このいわれは、紀元前340年に生まれた、屈原という、人徳に優れた愛国詩人が、

戦国時代の混乱の中、秦の国が自国の楚を滅ぼさんとしていることを心配し、

斉の国と一致団結して秦に対抗するよう楚の国王に進言したところ、かえって左遷の憂き目にあい、

しかも楚の国はその後心配したとおり、秦に併合されたことから、彼は楚の国に殉じて川に身を投げて亡くなったそうです。

彼の身を川から救い出そうと、彼を慕う多くの人々が、川に捜索のために船を出したそうです。

また、彼の身が魚に食べられないようにと、コワモテの龍をかたちどった船で漕ぎ出し、大きな音をならし、魚を追い払う一方、

川のあちこちにちまきをまいて、魚がちまきでお腹を膨らませ、屈原氏の体を食べられないようにしたという故事に由来する祭日、ということで、

今ではその捜索に使われたという、ドラゴンボートの競争が行われ、皆さんちまきを食べてこの祭日を祭るということです。

もちろん、我が家もいただきました。ちまき。

 

妻が下の娘にねだられ、しんせん館で買おうとしました。

しかし、彼女は「ちまき」の中国語を知りません。辞書も持たずにいきました。

店員さんに「ちまき、ちまき」と言ったものの通じず、店員さんが紙を渡して「書いてくれ」と。

店員さんは、日本人が言葉は通じずとも、書くことで意味を伝えられる事が多いのをしっているのですね。

そこで、妻が書いたのは。。

 

「ち ま き 

 

店員さんがみんな集まってこの文字について協議をして、最終的には「めいよう」といわれ、

一件落着したそうです。。。

 

しかし、彼女は別の店で、ちまきを最終的に手に入れました。

なぜなら彼女の携帯、端午節の今日、

勝手に壁紙が「ちまき」に変わっていたそうなんです(笑)

別の店ではなにも言わず、「オリャ」と携帯を見せて、意思を伝えたそうです。

たくましいです。

ちなみにちまきは「粽子」(Zong4 Zu)というそうです。

 


スーパーステーキ

2012年06月22日 | グルメ

今日は端午節(中国3大節)で、振り替え休日を頂きました。

普段なら休みといえば中国語教室に太極拳と予定が入ってるのですが、

今日は一日フリーです。

なので、家族を連れてお出かけです。

まずは先週言ったばかりの木涜へ。

ここなら静かで、古い屋敷をじっくり堪能できます。

←古松堂です。入場料20元

金魚の餌やり1元(むちゃくちゃ金魚寄ってきます)、岩の洞窟くぐりと刺繍展示室をみて、

ゆっくり古都を堪能してもらいました。

 

ただ、このあたりの食堂はどれもめっちゃローカルなので、

さすがに家族連れには厳しいということで、妻の提案でステーキハウスへ行くことになりました。

超級牛扒(super steak)

電   話:0512-6871-8999
           6789-8388
住   所:蘇州新区運河路28号(獅山永利広場)
営業時間:am10:30~13:30 
       pm14:30~17:30、17:30~22:30

中は広々とした、上品な空間が広がっていました。

奥ではオープンキッチンで、ステーキを焼いている姿が見られます。

ただ、残念なことに、妻の前情報の、「目の前でステーキ切ってもらって30元」

というのが、休日適用外だったのか、無かったということでした。。

通常メニューのステーキは100元くらいします。予算の関係で、ご飯物。

香草炒飯 38元

すると、店員のお兄さんがなにやら説明を始めます。

なになに・・・?「○△しゅぇいごう、○△ばお、なり」

たぶん、食事を頼むと、あっちでフルーツ、あっちでパンが食べられるのでしょう。

恐るべしわが語学力。。でも、この情報を信じていくしかありません。

おお、手に入りました、無料でこれが食べ放題です

野菜はジューシー、ドレッシングは黒酢、ヨーグルト、サウザンアイランドから選べます。

ばお、ですが、ガーリックラスクかな?香り豊かで美味しいです。

オレンジジュース18元。

上はフローズン、下は絞りたてのジュースです。これは、お勧めです。おいしいです。

みなさんゆったり食事されてました。いい雰囲気です。

DVDで「トムとジェリー」やってました。子供たちにはこれがポイントでした。

 

この獅山永利広場、ほかにも蘇州料理の代表格、松鶴楼(松鼠桂魚で有名)や、

さよさんのブログ「さよ@業街」でおなじみ、北京ダックの京烤酒楼もあります。

←今日もしっかりダックが焼かれていました。おいしそー

家族でノンビリ、いい休日でした(^^)


木涜 清代の屋敷

2012年06月19日 | 旅行

先には木涜のお楽しみスポットを紹介しましたが、

今回はこの地域の豪奢なお屋敷の紹介をします。

古松園、虹炊山房、厳家花園、最後に傍眼府第と回りました。

これらはそれぞれ10~30元の入場料が必要になります。

また、60元で全部を通してみる事が出来る、お得なチケットもあります。

私は今回一人で身軽に動いているので、通しの60元チケットを買いました。

 

まずは、古松園。正面玄関は、紅の柱が特徴的です。

玄関を通り抜け、中に入ると右手にこんな小窓が。

戦前の中国は、文化も知識も高く、風流、贅、侘び錆びも持っていたように思います。

こんな小窓から、ただただ松を眺めてください、なんて、風流ですよね。

 

先へ進むと、遠くにお城を望むような、風景画を立体にしたような中庭。

その中には、大きな岩を組み合わせて作った、人口の洞窟が。

他の庭園でも同じものが見られました。この時代の流行、でしょうか。

←岩山から見た、玄関側の風景です。こちらも美しいです。

 

また、入り口からすぐ入ったところには、500年前のそのままの建物が、

木涜でも有名な版画家さんの美術展示場になっていたりします。 

←500年前の建物です。豪華ですね。細工が美しいです。

←木涜地区で発達した、色彩豊かな版画。

また、奥の建物(城のような建物の手前)には、

←美しい刺繍を飾った、刺繍展示館があります。

 

本当に、刺繍のこまかい線のそれぞれが、質感、流れ、奥行きを出しています。

しばし見入ってしまいました。

 

次に訪れたのは、虹炊山房という、これまた豪華なお屋敷です。

←書斎です。

とにかく勉学、書物を読む事が、この時代の富豪のたしなみとされていたようです。

当日はあいにくの小雨模様だったのですが、その小雨、梅雨入りの穏やかな風が

古く美しい家を引き立てて、なんとも言えず穏やかな気持ちになりました。

←当日私一押しの場所。正面からの風、雨の音、緑、古家。

←鴨をかたちどった小窓。風流です。

←こんな切り取り絵の廊下に、風流を感じます。

←子供の勉強部屋。しっかりとしつけられたのでしょうね。

←科挙の試験場を模したもの。

この小部屋で、数十冊の本の中から出てくる節についての多種多様な質問に答えられた人

のみが、晴れて科挙となり、国の役人、高給取りとなったそうです。

当事のここの家の当主も、科挙だったのでしょうね。

太湖の岩と、蓮池と、古家。

 

その次は、国の要人も訪れるという、厳家花園へいきました。

←門からして豪奢です。

廊下の柵、屋根、通路それ自体のレイアウトにも、工夫が見られます。

ここの特徴の一つ、ジグザグ橋です。侘び錆びですね。

ジオラマで全体を再現。1万㎡以上の巨大な邸宅だそうです。

 

次に、間にあった明月寺。

でも、通しチケットでは入れず、別にまた10元必要です。

今回は遠慮させていただきました。

 

そして最後に、傍眼府第。科挙に次点で落ちてしまったという当主の境遇をもじって、

この名前がつけられたそうです。 

 

庭の眺めは、木が邪魔をしてちょっと見づらかったかな。。

勉強したのでしょうね。もうちょっとでもっと栄えられたのに。。

これはベッドでしょうか。暗くてよく分かりませんでした。

ここの特徴、入り口左側の廊下に大きな石版があり、木涜の風土を描いています。

 

この庭園は、1日、ゆっくりと時間をかけて回らせてもらいました。

ご家族で行くのであれば、このうちの1つに入りつつ、山塘街をぶらぶらとショッピング、

というのが楽しいかと思います。

一人で行かれるのであれば、このお屋敷をじーっくりと見られると、

心が満たされるでしょう。。

 


木涜 本当の姿 山塘街編

2012年06月17日 | 旅行

じぇーむすさんのアドバイスに従い、正しい木涜に行って来ました。

バスで38路に乗って「木涜古鎮」で降ります。そして、しばらく南に進むと右に露天商、おみやげ、軽食屋さんの通りがあります。

もしくは、駐車場の横に、こちらの入り口がありますので、そこから入ってもらうと趣があります。

橋をわたると、木涜山塘街の始まりです。

 

←地図の左下側が、バス停からの入り口になります。

山塘街、古都のお屋敷めぐりは古松園からスタートしました。

古松園に行く途中、石路の山塘街と同様、かわいらしい小物のお店、スカーフ、真珠店なんかがあります。やはりデートや女の子同士の買い物が多いです。

 そして、何よりも目を引くのが、この華やかなお嬢さん、たまに男子の

あでやかなコスチューム姿。

最初に見たときは驚きました。

ポーズを決めてます。カメラマンはプロです。

取る人、待つ人、みんな景観の一部。

傘をさしたり、道具を持ったり。

 実はここ木涜は、2500年前の呉越戦争の際の重要な場所であったのです。

呉越戦争においては、いったんは呉の王 夫差が勝ちを握り、

越の王は復讐のために臥薪嘗胆し、策略を尽くすのですが、その一つとして、

美女を次々と夫差に差出し、気を緩ませ、彼女たちのためにカネを使わせ、自滅させる策もとりました。

その中でも一番の美女が、西施という女性でした。

 

参考までに歴史上の4大美女

呉越戦争時代(2500年前、西施)

→汉or漢(王昭君)

→魏呉蜀三国志時代(紹繟)

→唐(楊貴妃)

 

夫差は絶世の美女とうわさされた西施のために、木涜に館娃宮という大御殿を建て、贅の限りを尽くしたそうです。

そして、彼女のために夫差は国費を使い果たし、国力を低下させ、

越は念願かなって呉王 夫差を自決に追いやったと言われているのです。

そのため彼女は、その美しさゆえに国を滅ぼした、「傾国の美女」と呼ばれるようになったそうです。

 

ただ、国を滅ぼすほどの絶世の美女がこの地域に居たという事が、若い女性の中では憧れとなり、

皆さん2500年前の官女の姿を試着して、記念撮影をする、ということで、

この木涜は若い女性のコスプレスポットとなっているということなんですね。

このように、貸衣装&撮影サービスのお店がずらずらっと軒を連ねています。

髪結い、飾り付けまでみんなお店でやっています。

もちろんこの地域で最も有名なものは、清代の古い屋敷で、

そちらをメインで見てきましたのですが、写真枚数も多く、紹介に時間がかかるため、

それはまた後ほど紹介いたします。

 

山塘街、屋敷見物でお腹が空いたので昼食です。

古松園の手前に蘭州麺屋さんが並び、明月寺の先の橋を左折すると、小吃店があります。

他にも严家花園の手前にもちょっとした食堂があります。

私は明月寺の先のお店で、牛肉炒飯をいただきました。

大目の油で一気に炒めるので、あっつ熱の炒飯です。

しかしちょっと残念な事が。

入るときに7元であることをメニュー看板で確認したのに、店のお姉ちゃんが

お勘定のさいに「ばーくわいちぇん!」と。えー、8元じゃないよ、やられたかも。。

と、場合によってはやんわり抗議しようと、看板を再度確認、すると。。

ボールペンで8元て書いてあるし。

仕方ありません、ちゃんと値上がりしてました。この値上げ、しかし見づらいです。。

 

雨が降ってきたので、値上げの1元分を雨宿りで取り返すことにしました。

すると、店先で雨に気づいた店番のお兄さんが、店の中からでかいパラソルを出すのが目に入りました。

でも、気になりますよね。。そう、彼もパラソルを差してから気づきました。

立てるとこ無いんですよね。

もちろん、彼が手を離せば、パラソルはばたっと倒れて道路に転がるでしょう。。。 

彼は連結金具を回したり、奥から妹らしき人を呼んだりして、5分ほどパラソルと格闘していたのですが、

全く解決にならないことに気づいたらしく、そいつをたたんで店に戻っていきました。。

 

炒飯がちょっと少なめで、もう少し何か食べられそうです。

と、そこに若者に人気の食べ物がありました。

カニのから揚げです。

生きたカニが串に刺され、あえいでいるのに小麦粉をまぶし、キエーっと止めを刺すので新鮮といえば新鮮です。。

でも、まあ、よくチャレンジしたなと自分をほめました。普通の人はスルーする種類のものです。

お味は、意外とあっさりした塩味。カニの旨みも出ていて、これは確かに食べられるぞと。

まあ、絶品!是非お試しを!とは言いませんけど(笑)

 

そしてカニを食べつつ、ゆったりと船頭さんが歌いながら進むゴンドラを眺めていたのでありました。

当日は雨も手伝って、しっとりとした古都の雰囲気を感じられた木涜でした。