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マウリシオ、ポルトガル移籍

2020-08-25 22:38:51 | 浦和レッズ
昨日は浦和絡みで動きがありました。浦和DFマウリシオの、ポルトガルリーグ、ポルティモネンセへのレンタル移籍です。ポルティモネンセはマウリシオにとっては古巣で、元浦和MFポンテ氏が副会長を務めるなど浦和とは縁のあるチームで、浦和で出番がなく苦しんでいるマウリシオに助けの手を差し伸べたのでしょう。今回はマウリシオの記憶を書きます。

マウリシオは2017年、ポルトガルリーグのマリティモから完全移籍で加入してきました。ちょうどミシャ監督解任の直後だったので、ミシャの要望か堀次期監督の要望だったかは不明ですが、当時マウリシオはインパクトを持って見ました。彼の売りは、何と言ってもDFラインから落ち着いてさばけるパスの精度です。

当時、ACLで押され気味の試合が続いた浦和では、彼の技術が浦和のピンチを救った試合も多く、ACLを制してクラブW杯に出場するとともに、5位決定戦のカサブランカ戦ではミドルシュートも含めて2ゴールの活躍も見せました。当時、CBでコンビを組んでいた槙野が前から当たったところをカバーする、守備の形もはまっていました。

堀監督の解任後も、オリベイラ監督に多く起用され、2018年には30試合、2019年には22試合に出場します。ただ、マウリシオはスピードは今一つのDFなので、どちらかと言えば3バックのリベロ向きのDFです。彼が前に出ると、戻りが間に合わないピンチを招くこともありました。大槻監督も昨年は3バックだったので、このまま3バックが続けば出番もあったでしょう。

しかし、今季採用された4-4-2のライン守備が、彼にとっては強い逆風になりました。この守備はCB2枚に、自陣に戻るスピードを要求する布陣で、スピードで劣るマウリシオは2試合に起用されたものの、この布陣には不向きとされ出番を減らしました。年齢的にも28歳とまだ若いので、母国語のポルトガル語が通じるポルトガルへの移籍は、彼にとってはいい移籍かもしれません。

こういう、上手さを前面に出すDFは浦和にはあまりいなかったので、強い相手に挑戦していった2017年の浦和にははまり役でした。その記憶は今でも鮮明ですが、家族とも合流できるそうで、これからのサッカー人生が良いものであるよう願っています。ファブリシオの記憶は、明日書きます。
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