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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ユベントス対アタランタ

2020-08-02 21:37:08 | ワールドサッカー
今日はライオンズがコロナウイルスの影響で試合中止のため、イタリア・セリエAのユベントス対アタランタのビデオを見ていました。今、アタランタはイタリアでは旬なチームで、欧州CLで過去最高の8強進出を果たし、セリエAでも4位と好位置につけています。ユベントスをアウェイのトリノで破れば31年ぶりとなる大金星になるところでした。

これに対し、ユベントスはこの試合の時点で9連覇目前までつけていますが、前節のミランとのアウェイ戦でまさかの逆転負けを喫し、チーム状態は良くありません。そんな状況はこの試合にも表れており、ユベントスの4枚のDFと3枚のMFの間のスペースをアタランタに使われ、サイドも制圧されたユベントスは、序盤にサパタのゴールで1点ビハインドを追っての後半でした。

しかし、ユベントスはそんな状況でも何とかできるだけのチームでした。アタランタの両アウトサイドには持たれてもいいと選手を中央に寄せ、とにかく縦にボールを入れさせないと粘った結果、次第にボールが持てるようになってきます。同点ゴールは左サイドで持ってからのクロスに対し、アタランタMFデローンがハンドをしてPKになり、このPKをロナウドが決めてのものでした。

それでも、アタランタは簡単には引き下がらない難敵でした。2トップとトップ下をそっくり入れ替え、代わった選手たちがボールを支配するよう動いた結果、トップ下で途中出場したウクライナ代表MFマリノフスキーがバイタルエリアからのミドルシュートをユベントスゴールに突き刺して2-1とリードし、大金星は目前に迫ってきます。

ユベントスはロナウドや途中出場のドグラス・コスタを中心に攻めますが、ロナウドの直接FKは外れ、残り時間は3分ほどまでビハインドと苦しみます。いよいよユベントス敗れるかと思われたCKから、イグアインがバックパスをしようとしたキックに対し、アタランタFWムリエルがハンドの反則を犯してPKになり、これをロナウドが決めて2-2の同点に追いつきます。

この試合はユベントスにとっては勝てる試合ではないと選手たちもまとまっており、この同点ゴールでユベントスは引き分けでもいいとゆっくりボールを回してきました。結果は引き分け、あのユベントスが引き分けを狙いに行く試合はセリエAではなかなか見ません。それだけ、創意工夫でここまでのし上がったアタランタの力は偉大でした。
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大相撲7月場所総括

2020-08-02 20:57:54 | 他スポーツ
名古屋開催予定を東京に変更して行われた、大相撲7月場所は写真の照ノ富士の13勝2敗での優勝に終わりました。照ノ富士、幕尻での優勝は今年初場所の徳勝龍の例がありますが、元大関が序二段まで落ちてからの復活という、前人未到の復活を果たしました。一時は糖尿病や内臓疾患で、歩くのも困難だった時期もあったので、よくここまで戻ってきたと拍手を送りたいです。

本命白鵬が、まさかの2連敗と途中休場で抜けたことで、今場所の優勝争いは混戦になりました。照ノ富士も、昨日関脇正代に敗れるというピンチもありましたが、2敗で追っていた大関朝乃山を、同じ伊勢ケ浜部屋の照強が立ち合いの変化で破るという展開にも恵まれました。照ノ富士はもちろん序盤は幕内下位が相手でしたが、最後は朝乃山と御嶽海を破っており優勝の価値は十分です。

新大関朝乃山は12勝3敗に終わりました。この成績は新大関としては十分合格点の内容です。優勝争いに絡む、大関の責任は果たしましたが、終盤戦で貴景勝と白鵬が抜けて、優勝への期待が一人に集まったのは不運でした。照ノ富士に右四つで力負けした相撲は悔しかったはずで、来場所以降ライバル関係になってくれば面白いです。

今場所は上位陣に途中休場が相次いだことで、関脇、小結が軒並み好成績でした。関脇正代は11勝4敗、関脇御嶽海も11勝4敗、小結大栄翔も11勝4敗です。大関昇進に向けては起点になる成績で、来場所という話にはなっていない様子ですが、特に二度も優勝しながら大関に上がれていない御嶽海にとってはこのチャンスを生かしたいところです。

そのため、三役への昇進については枠が空かず平幕据え置きの可能性が高いです。東前頭筆頭で8勝7敗の遠藤は、いつもの場所なら小結昇進ですが、来場所は平幕据え置きの可能性が高いです。優勝の照ノ富士は一気に前頭上位に上がってきますが、それでも3枚目か4枚目あたりではと予想しています。

下位では、元横綱朝青龍の甥、豊昇龍が十両6枚目で10勝5敗と好成績です。普通なら幕内に上がれる成績ではないですが、幕内からの陥落者との兼ね合いでラッキーな昇進が実現しそうです。見た目はおじさんと似ている豊昇龍ですが、相撲内容も似てくるよう、来場所以降の活躍に期待したいです。
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ルヴァン杯C大阪戦プレビュー

2020-08-02 10:52:53 | 浦和レッズ
今週のミッドウイーク、浦和はアウェイのヤンマースタジアム長居で、セレッソ大阪とルヴァン杯予選リーグを戦います。今回、ルヴァン杯は予選リーグが1回戦総当たり、1位のみが決勝トーナメント進出というルールで行われることになっています。2月にホームで仙台に5-2で勝利した結果は有効です。

また、浦和の組にはJ2の松本山雅がいましたが、J2が過密日程になったため松本山雅は参加できなくなり、松本山雅戦は全チーム不戦勝扱いになっています。そのため、このC大阪戦を勝てば浦和は全勝となり文句なしの1位通過で、引き分けでも得失点差で有利な状況です。しかし、このC大阪戦は次戦の名古屋戦まで中2日となる強行日程なので、選手の起用法は難しい試合になります。

これまでのルヴァン杯の選手起用の定石を見ていると、思い切ってメンバーを落とすのがどのチームも常です。浦和も、清水戦からはほぼ全員を入れ替えるような起用がなされるように思えます。それでも、長いリーグ戦を戦うために多くのメンバーにチャンスを与えているので、Bチームといえどある程度試合に絡んでいる選手が出ることになるでしょう。

対戦相手のC大阪は、今季リーグ戦で2位と好調です。スペイン人監督、ロティーナ氏の手腕も評価されています。C大阪の2月のルヴァン杯松本山雅戦(ルール変更前なので松本山雅と対戦していました)のメンバーを調べましたが、布陣は4-4-2のようです。また、開幕前の準備試合という位置付けで臨んだようで、ベストに近いメンバーが並んでいました。そのため、誰が出てきそうかの予想は困難です。

浦和としては、リーグ戦で興梠が負傷しているのが痛く、FWは前節フル出場のレオナルドと杉本が起用できないと仮定すると、FWが武藤、伊藤の2トップで、ベンチに本職のFWを置けないことになるでしょう。橋岡以外が出ていない右SBや、層の薄いボランチも不安なポジションになります。

今回は天皇杯がリーグ戦2位までのチームの参戦となるため、サブ組のアピールの場はこの試合くらいです。ここは勝って、自力で予選通過を決めたいところで、彼らサブ組がスタメン組を脅かすような活躍を期待したいです。
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