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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

広島戦プレビュー

2020-08-14 22:35:17 | 浦和レッズ
明日、浦和はホーム埼玉スタジアムで、サンフレッチェ広島と対戦します。広島は浦和の一つ下の8位につけており、前節の「平和祈念試合」のホーム湘南戦を1-0で勝利しています。湘南戦のスタメンを調べると、布陣は3-6-1のようで、GK大迫、DF野上、荒木、佐々木、右アウトサイドにハイネル、左アウトサイドに柏、ボランチに川辺と青山、トップ下に浅野と森島、1トップにレアンドロ・ペレイラの並びと思われます。

注目はトップ下に入っている新人の浅野雄也で、彼は現在パルチザン(セルビア)でプレーしている元日本代表、浅野拓磨の弟です。ゴールを決めたら兄のジャガーポーズを真似すると公言していましたが、湘南戦ではそのゴールを決めています。ダイジェスト映像ではプレースタイルまではわかりませんでしたが、スピード型のプレースタイルまで似ていれば面白いです。

また、広島が3バックに戻ったことで、柏が左アウトサイドというはまり役に戻っています。4-4-2のときは左MFですが、相手がマークしにくい後ろから出てくるのが彼の売りなので、左アウトサイドというのは力を発揮できる場所でしょう。ハイネルも川崎ではあまり活躍できませんでしたが、その身体能力の高さで脅威となり得ます。

かつて、ミシャ時代に広島から多くの選手を引き抜き、他チームのサポーターから「サンフレッズ浦和」と皮肉られたこともある浦和ですが、槙野や柏木が知っている選手は青山ぐらいしかいません。もう「遺恨対決」ではないように思えますが、それでも浦和の4-4-2に対してアウトサイドを上げるとマークがつけにくいという弱点を狙ってくることは間違いなさそうです。

浦和は前節、名古屋に2-6という惨敗を喫しています。風が通りにくい夏場の豊田スタジアムは苦手ですが、その通りの結果になってしまいました。サイドのMFが機能しなかったと敗因もはっきりしており、そこを一週間でどこまで修正してくるか、ベンチワークの成果が試される試合になると思います。
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荻原拓也、新潟レンタル移籍

2020-08-14 13:53:11 | 浦和レッズ
今の時期、移籍ウインドウは開いていますが、浦和MF荻原拓也選手の新潟レンタル移籍の報道があったのはちょっとした驚きでした。今季は1試合のみの出場で、しかも浦和がルヴァン杯で予選リーグ敗退に終わったことで、サブ組がアピールできるチャンスは少なくなってしまいました。カテゴリーを下げても、試合に出場できる環境が欲しいという気持ちがあったのでしょう。

荻原は、埼玉県川越市の出身で、ジュニアユースから浦和で育った才能です。トップチームでもチームメイトになる橋岡とは同期生で、将来を期待されていました。荻原はルヴァン杯でデビューしたその試合で、いきなり2得点と鮮烈なデビューを果たし、当時は橋岡より期待されていたほどです。トップチームにはあまりいない左利きのアタッカーで、体力レベルさえ上げれば楽しみな逸材でした。

しかし、浦和のトップチームでのゴールは、その2点のみと、近年伸び悩みの傾向は見られました。左MFと左SBで起用可能ですが、先日途中出場で出番を得た清水戦では、少ない出番でアピールしたいと気負うあまり、強引にシュートを狙い過ぎていました。チームとしてはクロスを上げてくれた方が、レオナルドが好調なだけにチャンスは大きかったのではと彼の焦りが見て取れました。

また、左SBも山中亮輔が固定されており、このまま浦和に残るとスタメン出場のチャンスは少なかったでしょう。まだ20歳と若いので、J2でプレーするのも決して回り道ではないでしょう。左MFとして、必要な試合勘をつかんで、浦和に戻ってきて欲しいと願っています。

レンタル移籍なので、浦和との対戦には出場できない契約になっています。新潟での彼のプレーを見ることは、今季は難しそうですが、戻ってきたときに何かが変わったと感じられれば嬉しいです。かつて、永井雄一郎がドイツのカールスルーエでプレーして戻ってきたときは明らかに強くなっていたので、そんな変化も見られるのではと思っています。
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