goo blog サービス終了のお知らせ 

Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

動けなかった浦和(8/8名古屋対浦和)

2020-08-10 22:10:30 | 浦和レッズ
ようやく、土曜日の名古屋戦の映像を見ました。まず、印象として感じたのは、この試合は2-6の惨敗ですが、決して名古屋に一方的に押し込まれての大量失点ではなかったです。浦和としては、自陣に2ラインを引いて守る、いつもの守り方を実行しようとはしていました。それが崩壊したのは、名古屋のカウンターに対する対応のまずさでした。

浦和の選手のコンディション面の問題が大きかったようで、2ラインを引いても名古屋FW相手の寄せが足りず、名古屋の攻めに対しついていけない場面が目立ちました。先制点を取られた時間も最悪で、前半8分というあまりにも早かった失点でした。この場面では浦和MFのチェックが遅れ、折り返しに対して中央の金崎を簡単にフリーにしてしまいました。

その金崎のシュート性のクロスに、中央でフリーになっていた前田直輝のゴールでの失点でしたが、この場面ではオフサイドポジションにいた吉田豊がGK西川の守備範囲を妨害したとも取れ、「その位置にいることで利益を得る」という、オフサイドでゴールを取り消す条件は満たしていました。主審によっては取ることもあるオフサイドで、西川は抗議しましたが、それは認められず名古屋のゴールになります。

この失点の直後、浦和はまたもカウンターを食らいます。精神的にも動揺していたようで、あまりにも簡単に前田直輝をフリーにしてしまいました。0-2でこの試合は決まった印象で、その後もCKからの守備でクリアできずシミッチに合わされるなど、浦和の守備は名古屋のカウンターに対し、簡単にゴール前に入られてしまいました。

攻撃面にも問題はありました。それはサイドからのクロスの入る回数が少なかったことです。せっかく、好調のレオナルドがゴール前にいるのですから、サイドに拠点を作ってクロスを供給すれば勝負になったはずで、サイドのMFの武富、汰木のところが機能しなかったのも、これだけの差がついた原因の一つでしょう。

後半、サイドを武藤と関根に代えたところ、クロスが入ってレオナルドが2点を返しました。いいボールに反応するタイプのレオナルドを生かすにはクロスやパスの回数次第で、それができなかったことが非常に痛かった試合でした。後半から出場した槙野が気合のプレーを見せるなどいいこともありましたが、やはり前半で0-5となってはどうすることもできませんでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする