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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

走り込む枚数(4/5浦和対横浜FM)

2019-04-06 22:50:09 | 浦和レッズ
書く手が重い、完敗の試合のゲームレポートですが、今書いておかないと確実に忘れるので備忘録として書きます。仕事から向かった私が着いたのは前半20分ほどで、既に山中のバックパスのミスを拾われて相手FWマルコス・ジュニオールに先制ゴールを決められていました。横浜FMのポステゴグル監督のサッカーは特殊であるという報道はよく目にするので、どんなものか確かめてみました。

単純に割り切れば「2バック」です。もっとも、4バックで両SBが上がっている単純な2バックではなく、時間帯によってはチアゴ・マルチンスが「1バック」になったり、時にはGK朴にスイーパー的な役割を課すこともあります。ちょっとバランスが狂えば、ズタズタにされる可能性があるサッカーだと、これを見て思いました。事実、前半にはCKからマウリシオのヘディングシュートがバーを叩くなど見せ場は作れていました。

しかし、そこまで安定感を犠牲にしてまで、横浜FMがやりたいサッカーも見えてきました。それは、中盤でボールを持ったときにDFラインの裏に走る枚数が3枚以上いることです。時間帯によっては3トップはもちろん、後ろから三好や天野が走り込むこともあります。浦和は4バックの新布陣で攻めに出る選択をしたので、横浜FMの圧倒的な攻撃の枚数に対応できませんでした。

横浜FMのチャンスは、バイタルエリアの前で三好や天野がボールを持った瞬間でした。ここで浦和が試したアンカーに青木を置く、4-4-2の新布陣が裏目に出ることになります。4バックで1ボランチのシステムだと、どうしても青木の横を相手に狙われやすいという弱点があります。横浜FMはそこを狙っており、裏へ走る枚数が多いことで、誰かはフリーになる選手が出ました。

それでも、前半は何とか、DF槙野とGK西川の好守で0-1で折り返すことはできました。こういう、前がかりなチームを相手にするときに、一番やってはいけないのが、スルーパスを相手にカットされることです。スルーパスは味方選手が、何人か裏へ走っており守備の枚数は足りないので、ここを取られると大きなピンチになります。

その、大きなピンチが、後半に続いたことがこの日の浦和の最大の敗因でした。おそらく、3バックで青木、柴戸のダブルボランチにして自陣にブロックを作れば止められる可能性もあるのではとも思いますが、それはオリベイラ監督のやりたい手ではないのでしょう。ちょっと、尾を引く負け方だと、先の展開が気になります。





















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