今季の浦和は、オフに積極的に補強を行いました。その補強の中では、最大のヒットはDF遠藤航選手だと思います。去年までの浦和は、DFの中央の那須が34歳、ボランチの阿部勇樹も34歳でベテランになっており、この両ポジションで使える即戦力はどうしても必要でした。遠藤は湘南で両方のポジションを経験し、PKキッカーとして最大7得点も得た能力の高さを持っています。
今季、遠藤はDFの中央で起用されました。それまでの那須もいい選手ですが、昨年のアデレード戦でパスミスをして抜け出されてファウルで止めて一発退場になるなど、時折ミスも見られました。遠藤が、このポジションに入ったことで、プレーの信頼性が上がり、ミスが少なくなったことが、今季の最大の発見でした。
遠藤が味方になったことで、すべてのプレーを観察することが可能になったので、それ以外にもいいところが見えてきました。それは、後ろからフリーの選手を見つけてパスを出すセンスです。湘南時代に、チョウ・キジェ監督の指導で身に着けた技術ですが、浦和というチームが武藤や高木俊幸が下りてきてフリーになるのが武器なので、そこにパスが出てくるようになったのは遠藤の貢献も大きいです。
遠藤は横浜FMのジュニアユースのセレクションに落ち、地元の中学でプレーしてから湘南のユースでプレーした、ちょっとした回り道も経験しています。当時の湘南ユースの監督がチョウ・キジェ氏で、この縁があったので、一度は浦和からの3年1億円のオファーを断って1年だけ湘南に残留するという選択もしています。
翌年、再度浦和からオファーをもらって移籍するのですが、今季は浦和の選手として、2ndステージの優勝やACLベスト16など、多くの経験を積みました。浦和のミシャサッカーのDFは、槙野がオーバーラップしたときにカウンターを食うと少ない人数で守る必要があり、負担も大きいですが、遠藤が後ろにいるという信頼を勝ち得ています。
将来的にはA代表のレギュラーも狙って欲しいです。高さでは国際試合のDFは厳しいかもしれませんが、ボランチという可能性もあります。まだ23歳と若い遠藤には、可能性は十分で楽しみにしています。
今季、遠藤はDFの中央で起用されました。それまでの那須もいい選手ですが、昨年のアデレード戦でパスミスをして抜け出されてファウルで止めて一発退場になるなど、時折ミスも見られました。遠藤が、このポジションに入ったことで、プレーの信頼性が上がり、ミスが少なくなったことが、今季の最大の発見でした。
遠藤が味方になったことで、すべてのプレーを観察することが可能になったので、それ以外にもいいところが見えてきました。それは、後ろからフリーの選手を見つけてパスを出すセンスです。湘南時代に、チョウ・キジェ監督の指導で身に着けた技術ですが、浦和というチームが武藤や高木俊幸が下りてきてフリーになるのが武器なので、そこにパスが出てくるようになったのは遠藤の貢献も大きいです。
遠藤は横浜FMのジュニアユースのセレクションに落ち、地元の中学でプレーしてから湘南のユースでプレーした、ちょっとした回り道も経験しています。当時の湘南ユースの監督がチョウ・キジェ氏で、この縁があったので、一度は浦和からの3年1億円のオファーを断って1年だけ湘南に残留するという選択もしています。
翌年、再度浦和からオファーをもらって移籍するのですが、今季は浦和の選手として、2ndステージの優勝やACLベスト16など、多くの経験を積みました。浦和のミシャサッカーのDFは、槙野がオーバーラップしたときにカウンターを食うと少ない人数で守る必要があり、負担も大きいですが、遠藤が後ろにいるという信頼を勝ち得ています。
将来的にはA代表のレギュラーも狙って欲しいです。高さでは国際試合のDFは厳しいかもしれませんが、ボランチという可能性もあります。まだ23歳と若い遠藤には、可能性は十分で楽しみにしています。