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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

横浜FM戦プレビュー

2015-08-26 22:20:12 | 浦和レッズ
浦和は今週末の土曜日、アウェイ日産スタジアムで横浜FMと対戦します。横浜FMは浦和にとっては相性の悪い相手で、ずいぶんいろんなところで負けてきたイメージです。埼スタこけら落としの0-2(2001年)、チャンピオンシップのPK負け(2004年)、エンゲルス最終戦の1-6(2008年)などが思い出せます。

もっとも、今季埼スタでは勝っています。横浜FMは一昨年にマルキーニョスが抜けた後の1トップに苦労しているチームで、なかなか決め手のある選手が出てきていません。伊藤翔が5得点とそれなりには点を取っていますが、FWとしての期待だったであろう元U-20ブラジル代表のアデミウソンが、実はMF向きだったという、ちょっとした誤算もあります。

横浜FMはフランス人のモンバエルツ監督が率います。まだ、埼スタでの1試合しか見ていないので、どういう監督か理解するには至っていませんが、その試合では普通に4バックで戦い、奇策を打つタイプではなさそうと感じています。そのため、去年までの樋口監督時代のイメージを持ち出しますが、当時の樋口采配はミシャサッカーの浦和、そのサッカーに近い広島という、似たタイプの両チームに対し相性の良さを誇っていました。

ミシャサッカーの特徴は、3-6-1のアウトサイド2枚が、4バックの相手にとってマークしにくいというものです。一見、4バックの横浜FMには強そうなイメージですが、横浜FMはボランチが下がることによって、SBが思い切ってアウトサイドについていいという約束事を作ったのが、浦和や広島に強かった理由だと思っています。

サッカーの戦術は、あくまでサポート的な役割で、相手にとって「何かやりにくいな」というイメージを持たせれば、戦術としては成功です。逆に、誰が誰に付くか、しっかりと役割を決めてしまえば守備側の勝ちです。そんな攻防戦が、当時の樋口サッカーと浦和との間にありました。私はテレビ観戦ですが、そんな攻防戦を見られることを楽しみにしたいと思います。
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