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Kobby loves 埼玉&レッズ

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ついに敵として(小野伸二)

2010-04-26 19:16:59 | 他チーム
ちょっと気が早いですが、今週末は浦和対清水です。例年だと、伊東対ポンテなどに注目が行くのですが、いつかはこんな日が来るとは覚悟していたとはいえ、浦和が初めて敵として小野伸二と対戦する日がきました。

ただ、清水入団が決まってどうせ当たるならベンチスタートの伸二ではなく、絶好調の伸二と当たりたいと思っていたので、今の伸二の活躍は望むところです。もともと、足首の故障さえ出なければこれくらいの実力はありますが、長谷川監督が4-3-3のMFに伸二を置いているのもはまっています。

アンカーに置くには守備力が足りず、かといってウイングにはスピードが不足するので、ボランチとFWの間という今のポジションは伸二に合っています。

伸二と聞くと、やはり1998年の浦和入団当時を思い出します。あの当時、U-17選手権はテレビ中継がなく、高校サッカー選手権には3年間で一度も出ていない小野伸二の映像を見たことのある浦和サポは皆無でした。

みんなすごいというけど、どこがすごいかは誰も知らないという状態で開幕戦のピッチに立った伸二は、本人は「当たり前のパスでスタンドが驚く」と違和感を持っていたようですが、そのダイレクトを多用した独特のボールタッチは、浦和サポの心を1試合でつかみます。

その後は、当時の日本代表監督の岡田監督に代表に呼ばれて、テレビでも厳しい中田英寿のパスと対照的な優しいパスと取り上げられ、小野伸二は一躍全国区の選手になります。また、小野伸二といえばそのキャプテンシーの高さも価値があります。

1999年のワールドユースでキャプテンを務めた伸二は、日本を準優勝に導く原動力になります。2001年、駒場スタジアムを満員に埋めた浦和サポから、「世界で輝け伸二」という横断幕で送り出された伸二は、移籍したフェイエノールト(オランダ)で主力選手になり、チームをUEFA杯優勝に導きます。

一度、浦和に戻っていますが、希代のゲームメーカーのポンテと同じチームになったのは不運でした。ドイツのボーフムに移籍したときは、今度は浦和でないチームに戻るのも仕方ないと思っていました。敵として見るとどう思うかはわかりませんが、いい試合にしたいものです。
コメント (2)
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