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Kobby loves 埼玉&レッズ

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表の家長、裏の本田拓(3/28U-22日本対シリア)

2007-03-29 20:22:18 | ワールドサッカー
昨日のU-22日本対シリア戦、テレビで見ていました。ここまでの日本は、格下の香港、マレーシア相手に苦戦して、このままでは最終予選は通れないと不安視されていました。シリアは最終予選で当たる可能性がある相手だけに、勝って自信をつけておきたいところです。

テレビでは家長に注目していて、それまでの3トップをやめてトップ下に家長を置く新布陣を試してきました。この家長のキープは、確かに効いていました。家長と言えばドリブルのイメージがあったのですが、トップ下でボールを落ち着かせる役割も確実にこなしていました。

これで水野や本田圭佑が安心して上がれるようになり、日本ペースで試合が進みました。家長は左利きですが、先制点のシュートは、右足のミドルシュートでした。しかし、表の主役が家長なら、裏の主役は本田拓也です。

中東のチームが日本に来ると、食事が合わないらしく、変にコンディションを崩すことがあります。かつてのアテネ五輪最終予選では、日本のライバルだったUAEが、信じられないような動きの鈍さで自滅したことがありました。今回のシリアも、中盤で変なミスが続出して、とても香港やマレーシアに格の違いを見せて連勝したチームには見えませんでした。

しかし、日本の中盤が良かったから、そのミスを確実に拾って日本ボールにできたとも言えます。その役割を実行したのが、守備的ボランチの本田拓也でした。シリアが良かったのは、後半の立ち上がりの時間だけで、日本にとっては会心の試合だったでしょう。

ただ、2ゴールと結果を残した平山に関しては、まだまだ発展途上の印象を受けます。水野のFKに頭で合わせたかに見えた2点目も、よく見ると肩に当たっています。確かにシュートを積極的に打つという意味では良かったですが、ヘディングを確実に頭で捕らえる技術は先輩格のFC東京監督、原博実氏よりもっと吸収してもらいたいものです。
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