小網神社blog

東京・日本橋に鎮座する強運厄除の神さま・東京銭洗い弁天の社 小網神社のブログです。

100年後に繋ぐ祈り。

2015年08月05日 | 小網神社教学
小網神社の現社殿は、今から約100年前に起こった関東大震災の復興事業として再建された建物です。
社殿の修復は、木材から釘に至るまで、当時の物を最大限に活用して行います。
宮大工が修繕箇所を細部に亙って見直し、手作業で建材を元の通りに組み直します。
先人から受け継いだ掛け替えのない社殿を原型のまま後世に残すため、古い銅板屋根を張り替えるだけでなく、次代の修復も視野に入れ、現代の匠の技術を結集させています。
この度の修復によって、当時の人々の思いや職人たちの匠の技など、神社に対する深い信仰6や故郷小網町への思いの結集を改めて目の当たりにしました。
550年の記念事業を通じ、現代に生きる私たちの神様への祈りを、百年後の世代にも託したいと思っております。



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