小網神社blog

東京・日本橋に鎮座する強運厄除の神さま・東京銭洗い弁天の社 小網神社のブログです。

与える祈り、捧げる祈り。

2012年09月21日 | 小網神社教学

明日は彼岸の中日、つまり「秋分の日」です。墓参に行かれる方も多いことかと存じます。

さて、「祈り」には「求める」祈りと「与える」祈りがあります。

求める祈りとは自らの「欲」と関係が深いものですが、与える祈りとは、家族や、友人・知人への祈りで、広く、多くの人々への祈りであり、ひいては国を越えた人々への祈りともいえます。

本来、日本に根付く信仰は、家に神棚をまつり、民族の祖先である皇室の祖神・天照大神をおまつりする伊勢の大神を中心に、地域の守り神である氏神を丁重に崇めるというものです。

その祈りはおのずと家内、地域共同体や職業集団、ひいては国家の安泰と繁栄を祈る、ということを出発点としたのです。

この日本人の信仰習俗を今一度見つめ直し、御神徳を与えていただく神々への祈りを捧げ、その果実を実感してもらいたいと思います。

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