本日は立春。旧暦の元日だ。
寒波の影響で寒い日が続いているものの、暦の上だかけでなく、春はもうすぐそこまで来ている。
神職を志し、神職資格をいただくにあたって都内の神社でひと月間、鍛えてていただいた。
そこで自分よりも遥かにキャリアのあるベテランの先輩神職から「神道とは何か、簡潔に答えよ」と問われたときのことを今も鮮明に思い出す。
養成機関で習った机上論を、あれよこれよと言挙げして説明するものの、核心部分にはなかなか到達せず、簡潔な説明にならない。
そんな私に先輩はこう言い切った。
「神道とは懐かしく、清々しく、神々しいものだよ」。
懐かしさとは古来の歴史を、清々しさは現在の感覚を、そして未来永劫の御神威を表した言葉であろう。国学者の本居宣長の言葉であるらしい。
以来、我が神道の基本には、常にこの三つの単語を据えている。
寒波の影響で寒い日が続いているものの、暦の上だかけでなく、春はもうすぐそこまで来ている。
神職を志し、神職資格をいただくにあたって都内の神社でひと月間、鍛えてていただいた。
そこで自分よりも遥かにキャリアのあるベテランの先輩神職から「神道とは何か、簡潔に答えよ」と問われたときのことを今も鮮明に思い出す。
養成機関で習った机上論を、あれよこれよと言挙げして説明するものの、核心部分にはなかなか到達せず、簡潔な説明にならない。
そんな私に先輩はこう言い切った。
「神道とは懐かしく、清々しく、神々しいものだよ」。
懐かしさとは古来の歴史を、清々しさは現在の感覚を、そして未来永劫の御神威を表した言葉であろう。国学者の本居宣長の言葉であるらしい。
以来、我が神道の基本には、常にこの三つの単語を据えている。