小網神社blog

東京・日本橋に鎮座する強運厄除の神さま・東京銭洗い弁天の社 小網神社のブログです。

覆巣(ふくそう)の下(もと) 復(ま)た完卵有(かんらんあ)らんや。

2013年10月15日 | 小網神社教学
中国・後漢時代の学者が捕らえられたとき、使者に二人の息子の命ごいをしたところ、二人の息子が発したことばだそうです。
意味は「落下した巣に、つぶれない卵があるでしょうか」となります。
転じて「親の罪は子供にも及ぶ。根本が滅びれば、枝葉も滅びる」という意味となります。

人を泣かせたり苦しめては、幸福は訪れない。
その報いはわが子の代にまで及ぶにちがいないのです。

世の為、人の為と、善根を培えば、その光は些細なものでも、子や孫まで及ぶものであると我々は信じてきました。
世の中は相身互い、情けを与えることもあり、情けを受けることもあるのです。
共に人のお蔭に感謝してこそ、人生があるのです。


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