小網神社blog

東京・日本橋に鎮座する強運厄除の神さま・東京銭洗い弁天の社 小網神社のブログです。

神道の汎神論上価値観こそ 和と調和を生み現在の日本の繁栄に導いた。

2012年03月30日 | 小網神社教学
神道は、汎神論上相対的価値観を持っています。
すべての物に神が宿り得るという汎神論だからこそ、唯一絶対の価値観ではなく、相対的に価値を見いだしているのです。
真理はただ一つなのに対し、これもまた、真理と相対的な価値を認めていくのが神道の価値観なのです。

明治の外来文化消化や、戦後のめざましい復興など、日本のの強靭な経済力、工業力を持つに至った土壌は、まさしく神道の相対的価値観なくしてはうまれなかったといえましょう。
聖徳太子の「和を以て貴しと為す」を示さずとも、日本人は「和」を偉大な徳目として、連綿と育んできたのです。
この和、調和を、人間関係や集団のあり方の中に最重要と位置づけ、幾多の難闘を乗り越えて来ました。
これも人の持つ多種多様な価値観を、それぞれに認め合う神道の価値観が、基礎にあったからこそ、和によるパワーを生んでいったといえましょう。


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