内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

ライン川の夜明け

2021-07-13 21:40:06 | 雑感

 夜半には雨が降り、明け方には上がるという日が続いていました。早朝ジョギングには出かけられるのですが、空はまだ雲に覆われていることが多く、時には小雨が降ってくることもありました。舗装路を走る分には何の問題もないのですが、森の中の小道には泥濘がところどころに残っていて、うっかりそれを避け損なうと靴が泥まみれになってしまいます。
 昨日は久しぶりに夜明け前からよく晴れていました。これならばライン川の向こう側に昇る朝日を写真に撮ることができるかも知れないと、スマートフォンを持って、4時50分頃、家を出ました。日の出は5時40分過ぎなので、いつもの調子で走ればライン川べりに日の出直前に着くのにはちょっと早すぎるのですが、速歩でも間に合うようにと早めに出ました。
 というのは、一昨日あたりから、走っていると左前脛骨筋に痛み、右アキレス腱に張りを感じるようになり、無理に走らないほうがよいと思ったからです。新しいジョギング用シューズに履き替えたばかりで、それがこれまで履いていたのと踵の感触がかなり異なり、足がまだそれに慣れておらず、その負担が痛みと張りを引き起こしているのではないかと思います。数日走るのを控え、様子を見るつもりです。
 ライン川べりには日の出前に余裕をもって到着でき、土手を下流に向かって三キロほど歩きながら日の出を待ちました。ライン川対岸の樹々の上に昇る朝日を写真に収めることができましたが、残念ながら、あまりいい写真は撮れませんでした。今日の記事の冒頭に貼り付けたのはその中の一枚です。
 写真を撮り終え、森の中に戻るとき、いつもとは違う小道を選んだら、池が増水していて道が分断されて先に進めなかったり、行き止まりだったりして、えらく遠回りするはめになり、自宅に帰り着いたのは7時40分過ぎ、思わぬ長歩きになってしまいました。