“十人十色の幸せさがし”というキャッチコピーは連合運動初期のコピーである。
幸せを求めて私たちは活動をしているわけだが、“幸せ”とはなんだろう?
簡単なようで難しい。
幸せを追求するために参考となる図表を提供したい。
縦軸には“幸福度”を置く。
下から上に行くほど“幸福度”は高まる。
横軸には“幸せを測る中味”を置いてみる。
幸せは単品モノではないはずだ。
例えば横軸に「お金」を置いてみたらどうなるか。
「お金」はあまりないが“幸福度”は高い人もいるし、反対に「お金」はたくさんあるが“幸福度”が低い人もいる。
考えられる“幸せを測る中味”の全てが高いことが理想かもしれないが、そう上手くはいかない。
“幸せ”になるために労働組合の活動がある。
春季交渉では単なる賃上げ交渉に終わることなく、様々な幸せを阻害するような課題解決のための議論も期待したい。
それこそが『ワーク・ライフ・バランス』実現に近づく道であり、“幸せさがし”の活動だと、私は思う。