連合本部に今年度より設置された「非正規労働センター」のWebサイトが開設された。
名称は“フェアワークつながるネット”。
個人個人ばらばらでは労働者の立場は弱い。
雇用期間の定めが無い労働者(正社員)であり、働く場所も一定であれば(二人から労働組合ができるからつくろうと思えば簡単につくれる)、労働組合をつくって防衛網を張れる。
しかし非正規労働者の場合は組織化は難しい。
しかも、このように不安定な雇用環境にある労働者は年々増えている。
いまや非正規労働者は1700万人を超えて、全雇用労働者の3分の1にまで達した。
総じて低賃金であることや働き方の不安定さから、雇用格差を生ずる源にもなっている。
ネット上に置かれたこのサイトをぜひみなさんの手によって宣伝をしてもらいたいと思う。
現在行われている“労働相談キャンペーン”も新聞の折込ビラや、毎月の街頭宣伝でPRしてはいるが、なかなか160万労働者全員に知ってもらうことは難しい。
20万の連合静岡組合員が労働組合の必要性・重要性を宣伝するオルガナイザーになってもらえたら社会は一変する。
早速あなたの隣に居る非正規労働者の方にWebの存在を教えていただきたい。