南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

枝葉末節

2006-11-09 22:45:30 | Weblog

「枝葉末節にとらわれて大局を見失う」という諺がある。
本質を見つめなさい、ということだ。
今日の労金との会議でもいくつかの疑問を感じ、いくつかの質問をさせていただいた。
「うるさい奴」だと思われるかもしれないが、事実「うるさい奴」だと自分でも思う。
ひょっとしたら「へそ曲がり」かもしれないが、事実「へそ曲がり」だろう。

また大臣宛にいじめによる自殺予告の手紙が来たそうだ。
先日もマスコミが騒ぎ立てるのを横目で見ながら嫌な気持ちになった。
恐れていた通り、今日2通目の予告手紙がきたそうである。
確かに子どもの自殺は痛々しいし、阻止したい気持ちに変わりはない。
しかし、あまりにも子ども達の自殺のみをヒステリックに扱いすぎる。
自殺を大きな社会問題としてマスコミが扱えば、その力をもって社会に警鐘を鳴らすことが出来る。
ならばなぜ最も自殺者の多い50代にもスポットを当てないのか。
自殺者数と失業者数の相関関係にもスポットを当てないのか。
統計は真実を大局的にあらわしてくれる。
マスコミの力は偉大である。
今日も、お昼のTVニュースで連合静岡の労働相談ダイヤルがほんの2分程度紹介されただけで電話が殺到(?)したほどだ。
ありがとう、感謝します。