朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

連日の芝居見物

2009年02月08日 09時19分04秒 | 歌舞伎・文楽
昨日は朝から出かけて歌舞伎座へ。
10時40分くらいに着いたのだが、もう立見。
そこまで人気のある演目・役者じゃないと思っていたのだが
甘かった。

昼の部1幕目「菅原伝授手習鑑」より、「加茂堤+賀の祝」。
実際は全然違う段なのだが、
「賀の祝」の背景説明として「加茂堤」をつけたのだろう。

「加茂堤」。
橋之助の桜丸・福助の八重。
橋之助の声が苦しそう。あまり合う役ではないと思う。
福助は普通に聞けた。

「賀の祝」。
左團次の白太夫(三つ子の父親)が薄いなあ。
義太夫狂言らしい調子があまり出ない。
梅王・松王の兄弟喧嘩は、動きなど楽しめた。

場面が変わって桜丸が出てくるところ、
雰囲気があって良かった。
述懐も(声は苦しいが)悪くない。

ただ、引き返してきて語る松緑の梅王丸がなあ。
収める良い場面のはずなのだが、
声に違和感があってハマれない。

やはり、文楽で見る方が満足できるのかも知れない。

踊りには興味がないのでここで出て、
図書館を廻って帰った。
コメント
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