発電用の水は、琵琶湖から流れ出す唯一の河川、瀬田川に設置されている。
瀬田川洗堰の上流300mのところ(滋賀県大津市南郷)から取水し、約11kmの水路を通って、12号開渠から調整池に入り、五条の水圧鉄管を通して5台の水車を回している。
明治39年、京都府と滋賀県の共同出資により宇治川電気株式会社が設立(明治41年2月に着工、大正2年6月に竣工)。
戦中戦後の電力会社統廃合により関西電力株式会社となる
1.水路総長 6137間
隧道 5070間
暗渠 440間
開渠 627間
1.最長隧道 第1号 1357間
第7号 1658間
1.使用水量 1秒時2000立方尺
1.有効落差 204尺
1.機械容量 48000馬力
1.送電線路 大阪線 22哩
京都線 8哩
1.工事費総額 1600万圓
1.工事着手 明治41年12月
1.工事竣功 大正2年6月
大正3年10月 宇治川電気株式会社
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