城郭探訪

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・アクア琵琶

2013年10月02日 | ブロガーによる歴史探訪情報発信

 

ウォーターステーション

 

アクア琵琶

アクア琵琶とは

「水のめぐみ館 アクア琵琶」は、琵琶湖の総合的な水管理が流域の発展に治水、利水及び環境の面から貢献していることや、瀬田川洗堰が琵琶湖を抱える滋賀県だけではなく下流の京都府や大阪府にとっても治水や利水の面から非常に重要な施設であることを地域の方々に広く理解してもらうことを目的として平成4年11月に設置されました。

現在の滋賀、京都、大阪の発展の礎である琵琶湖と下流の淀川について、その治水と利水の苦難の歴史と、上流の滋賀県と下流の府県が協力しあい昭和47年から平成9年までの25年間にわたり実施してきた「琵琶湖総合開発事業」とその成果について、展示物を通して紹介しております。

また、災害時には福祉避難所として活用することとしています。

http://www.aquabiwa.jp/aqua/index.html

琵琶湖のおいたち

年齢400万歳の琵琶湖

琵琶湖の推定年齢は400万歳。バイカル湖、カスピ海に次いで古く、タンガニーカ湖と並んで世界で3番目に古い湖と考えられています。湖の寿命はふつう10万年以内であることからも、琵琶湖がいかに古い湖であるかということが分かります。誕生した頃は、今よりもずっと南、現在の三重県伊賀盆地付近にありました。その後、地殻変動などによりゆっくりと北へ移動を始め、約30~40万年にほぼ現在の大きさ、形になったと推測されています。
琵琶湖周辺には、縄文・弥生の昔から人々が暮らしており、湖の底から多くの遺跡が発見されています。

約400万年前

伊賀盆地の東部に誕生し、その後、湖面積を広げながら北西に移動していきました。

約300万年前

日野から甲賀地方にまで広がる、大きく深い湖になりました。この時代は約80万年もの間続いたと推測されています。

約200万年前

南の伊賀盆地が隆起するとともに、北の近江盆地が沈降。
琵琶湖も北へ移動し、現在の蒲生郡(がもうぐん)一帯が浅い湖になりました。
湖岸には、アカシゾウやスギヤマゾウが生息していました。

約100万年前

鈴鹿山脈が大きく隆起し、これまでの古琵琶湖は消滅。
新しく現在の琵琶湖が誕生しました。
琵琶湖固有種のセタシジミが生息するようになったのもこの頃からです。

約30~40万年前

鈴鹿山脈や比良山地が急激に隆起。
琵琶湖は現在の約2分の1の大きさまで縮小しますが、再び沈降が始まり、ほぼ現在の大きさ、形になりました。


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