映画『SAYAMA―見えない手錠をはずすまで』

在日コリアンの監督による狭山闘争…というより、石川一雄さん＆早智子さん夫妻の人間ドラマです。上映後のディスカッションでも、様々な観点から感想・意見が出されました。そのこと自体が、このドキュメンタリー映画が秀作であることを示しています。確かに、狭山事件や狭山闘争のことをまったく知らない若い世代が観たら、よく理解できない映画かもしれません。ただ、「これは何なんだろう？」と考えるきっかけには必ずなると思うのです。映画に限らないけれど、表現物はあらかじめ“答え”を出すのはダメな作品だと考えます。その意味で、とてもいい映画を観せてもらいました。

冷たい雨

昨日から降り続く雨は、とりあえず雪にはなっていないものの、冷たい雨となってバイト先の客足を遠ざけています。無農薬野菜を乾燥から守るためには、店内に暖房を入れるわけにもいかず、寒い！
お客さんが少なかったせいで、原稿書きなど“内職”はできましたが。


近所に開店したアジアン料理店は、店頭におもしろいものをよくディスプレイしています。

事務所の大掃除

年末になりましたな。年中行事でもある事務所の大掃除。例によって例のごとく、大型業務用換気扇のこびりついた油落としを担当。自宅もやらなきゃならないのですが…だんだん追いつめられてきました。年賀状もあるし。こんな時に、猪瀬都知事辞職に関する緊急原稿を頼まれて…トホホ。

猪瀬都知事辞職へ

ニュース速報が流れ、猪瀬直樹・東京都知事が辞職する意向と報道されています。予想より早かったのは、今日の午後に石原慎太郎と会ったようで、そこで引導を渡されたのでしょう。「俺に火の粉が降りかかる前に辞めろ」と。そうです！ハッキリさせておくべきは、猪瀬の政治のありようは、石原のそれとまったく同じ、いや、石原政治そのものだということです。そしてそれは、安倍政治も同様です。
都知事選挙は１月下旬頃になるのかもしれませんが、オリンピック利権の“ぶん取り合戦”のようなものにするわけにはいきません。選挙の動向はどうなろうが、様々な意味での「政治決戦」を構えるってことですね。

夕闇の渋谷

東京西部ユニオン・アメリカンアパレル分会の会議に参加するため、夕方の渋谷の街に出かけました。この時間帯の渋谷は久しぶりですが、街往く人の年齢が若い！自分が場違いな存在に思えてくるのは、なかなかショックです。ネクタイ・スーツ族が帰路につくのは、もう少し時間がたってからのようです。
分会会議は短時間でしたが、翌日の団体交渉の論点整理や３月契約更新に向けた闘争プランなど、しっかりした議論ができたのはよかった。Hanako分会長は風邪でダウン。お大事に！