北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

特定秘密保護法の成立と党派闘争

2013年12月10日 | 日記
特定秘密保護法案が参院本会議で強行採決されようとしていた夜、国会前の騒然たる渦の中にいて、これからの安倍政権打倒闘争の焦点について考えていました。
国会前に詰めかけていた人々の間には、従来型の党派的統制=制動はほとんど見られませんでした。様々な知人にも出会いましたが、そこで私が体感したのは、社民的な制動は完全に空洞化―崩壊しているということです。一見混沌としているのですが、そこには解放感が満ちています。カクマル派が陣取っていたドヨヨ~ンとした一角を除いては。
一方、延々と続く国会請願デモの大半は、日本共産党傘下の団体でした。その数はスゴイ!しかし、その人々に対する日本共産党の党派的制動はまだまだ強く、本来であれば長時間にわたってデモの出発を待つことはなく、「国会前に直接行こう!」となっても不思議ではないのに、日本共産党の制動によってそうはなりません。しかも、「私たちのデモはテロじゃない!」というデモコールまでさせられて。
特定秘密保護法破棄―廃止の闘い、安倍政権打倒の闘いの焦点は、日本共産党との党派闘争にあります。とりわけ労働現場における党派闘争に勝ちぬいて、階級的労働運動の拠点建設を前進させることにこそあります。わかりやすい構図になってきました。来年7月杉並区議会議員補欠選挙の争点も、明確になってきましたね。


ぶり大根。臭み取りがいまいちか?