北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

動労千葉を支援する会総会

2010年07月25日 | 日記
「労働者の現実から出発する」「労働組合の危機→変革から出発する」。労働運動の現状は戦後はじまって以来の深刻な危機にあり、それを認識し突破するためには労働運動・労働組合運動の“あたりまえ”のところから出発する以外にない…(国鉄千葉動力車労働組合・田中委員長)。動労千葉を支援する会の闘いの原点がここにあり、「動労千葉を支援する」ということの根本的な意義がここにあります。そしてその実践のためには、「四の五の言わずに物販で労働現場に突っ込む」(動労千葉を支援する会・東京西部からの報告)ことです。国鉄全国運動の貫徹の原点でもあります。

部落解放同盟全国連合会杉並支部定期大会

2010年07月24日 | 日記
解放同盟全国連合会杉並支部第9回定期大会に参加しました。実はこの大会、全国連本部から杉並支部が役員除名・支部解散の攻撃を受けて以来初めてのものです。こうした状況の中で開催された大会ですが、そこに負い目や暗さや悲愴感はまったくありません。それどころか大会議案書にあるように、「全国連本部との路線闘争に勝利」という見出しに端的に表現されているように、きわめて確信に満ちた“前”を見すえた大会としてかちとられました。その「路線闘争に勝利」の内容について縷々述べられていますが、ひとつの事実を挙げるだけで“論証”は充分でしょう。すなわち、来春統一地方選挙・寝屋川市議会議員選挙に、全国連中央執行委員の某氏が社民党候補(!)として立候補するというのです。先の参院選で歴史的凋落をさらに進める惨敗を喫し(とりわけ保坂選挙の低調はきわめて特徴的です)、国鉄1047名解雇撤回闘争を裏切るという歴史的大罪を犯した社会民主党に加入して選挙を闘うということは、まさしく労働者階級の革命運動への妨害者となることを自覚的に選択したということです。許しがたい!こんな輩との“対決”などもう必要ありません…そんなことをしている暇はないってことです。これはもう解放闘争でも何でもありません。

千葉県野田市の行政視察

2010年07月22日 | 日記
07年区議初当選組でつくる「未来2007」で、千葉県野田市に行政視察に行ってきました。テーマは野田自然共生ファームと公契約条例です。自然共生ファームは“公的トラスト運動”とでも言えばよいのでしょうか。宅地開発がデベロッパーの倒産で頓挫したところを、市が土地を買収して水田にもどす=復田事業をしています。90haにもなる大規模なビオトープです。トンボの数がすごく、見ることはできませんでしたが蛍が自生しているし、オオタカなどの猛禽類も多数棲息しているそうです。

それともうひとつが公契約条例。一般的に言えば公契約条例は、委託・外注労働者の賃金をあらかじめ一定のレベルで条例によって規定することをつうじて、自治体ではたらく労働者の非正規化や民営化路線を固定化するものに必ずなってしまいます。しかし、そうした批判だけで一刀両断しているだけでは弱く、もっと根本的な批判の論点が必要です。それぐらいこの公契約条例には“毒”があります。

東京西部ユニオン夏合宿

2010年07月20日 | 日記
東京西部ユニオン2010夏合宿は、太平洋岸にある鈴木コンクリート工業分会T組合員のお宅にお世話になりました。写真はお宅の庭から海を撮ったもの。まさに海べり。

梅雨明けのジリジリする陽ざし、永遠に続くかのような潮騒、そしてバーベキュー!おっとその前に、「不当労働行為」についての学習と議論。満天の星空を眺めて(「天の川」を発見!)、最後は雑魚寝。とても有意義で満足できる合宿でした。Tさん、ほんとうにありがとうございました!

反戦反核東京集会

2010年07月19日 | 日記
毎年この集会を迎えると、いよいよ夏本番の感を強くします。今年は会場との関係で夜、しかも連休最終日の夜の開催となり、参加者の数については若干弱気になっていました。しかし!予想を覆しての大結集!参加者配布の資料が足りなくなってしまいました。やっぱり“情勢”ですね。
集会では様々な角度から、日本の核武装攻撃の現実性と朝鮮半島・中東での核戦争の危機の切迫が浮き彫りになりました。その攻撃を突破するのは労働者人民の分断―たとえば田母神8・6広島講演に見られるような被爆者と労働者の分断を図る動き―をのりこえる労働者の団結とそれを基盤とした闘いであり、その中軸にあるのが国鉄全国運動です。わけても労働者の国際的団結と国際連帯です。反戦反核運動の圧倒的な飛躍が問われる夏になりました。