資本による不当労働行為の数々と国家権力そのものを引き入れた組合破壊との対決をやり抜いて、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会は第２回定期大会を迎えました。新調した組合旗が誇らしげです。労働者の団結とはいかなるものか、いかに築かれていくのか。そのことをこの結成１年間の激闘のなかで、鈴コンの仲間は身体を張って証明しています。もちろん組合としての課題はＴ組合員の解雇撤回の闘いをはじめ山積しており、一時も息を抜くことのできない職場闘争が続いていきます。しかし重要なことは、その闘争の“成果”が鈴コン分会の今後を規定するのではまったくないということです。職場における激闘―とりわけ同じ労働者による裏切りという事態の中から、労働者としての視点・構え・誇り＝階級性を獲得していったのが鈴コン分会の仲間たちです。ともに闘おう！
