小沢問題をめぐる民主党の党内闘争の進展を見ていると、日本帝国主義ブルジョアジーが菅政権という政治委員会に何をやらせようとしているのかがよくわかるように思います。朝鮮侵略戦争が実際に始まったという戦争情勢のなかで、日米安保同盟の具体的発動という形で日本帝国主義はアメリカ帝国主義の戦争政策にみずからを組み込む選択をする以外にない…たとえいかに戦争体制として無準備であろうとも。これは小沢イズムではうまくいきません。また中国との関係においては、中国との協商関係を構築することなくして日本帝国主義の延命はありえない。アメリカ帝国主義は北朝鮮をめぐる軍事的緊張の爆発的事態においても、中国との経済的関係はより密接にならざるをえない状況がある。アメリカ帝国主義の軍事政策に追随するばかりでは、日本帝国主義は経済面での貧乏くじを引くことになるのは必然。ここでも小沢とその取り巻きの政治思想では対応できません。民主党・菅政権がいかに日本帝国主義=資本主義救済のための政治体制であるかがよくわかると同時に、これはもうこの政治の渦の中で翻弄されざるをえない存在でしかないこともよくわかります。ほんとうに日本帝国主義は“最弱の環”として、いまや回復不能の危機に陥っている存在なんですね。いまこそ日本帝国主義を打倒しよう!
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