この10数年3・1ビキニデーを前後して、ビキニ集会に微力ながら取り組んできました。しかし、杉並で反戦反核の活動する者としては、まだまだ主体的契機をもちえていないことを痛感します。第五福竜丸元乗組員・大石又七さんのお話を身近に聞き続けていながらも、やはりそれは外在的な関わりにしかすぎない現実があります(大石さんとつながりをもったのはとても大切なことだったのはまちがいありませんが!)。「ビキニ」と言えば「杉並」の歴史的事実を、現在的にいかに継承していくか。それをのり越えるような反原発-反核闘争の構築をどう実現していくか。ビキニ事件そのものの階級的意義について、もっともっと学んでいかなければなりません。