北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

野田政権による“総攻撃”

2011年10月19日 | 日記
野田政権の繰り出す攻撃は、これまでの民主党政権…より本質的には自民党政権以来のデッドロックに逢着していた政治課題を、一気に突破しようとする“総攻撃”の様相を呈しています。「原発再稼動―原子力政策の継続」「TPP参加」「辺野古新基地建設」。ここに突入したということは、政権として早くも泥沼に落ち込んだということであり、それは日本帝国主義崩壊の最後のカードを切ったということです。TPP参加は農業分野のみでなく金融・保険から労働まで、社会の全面的な民営化・規制緩和です。またぞろ「民営化・規制緩和」ですか。新自由主義の具体的政策内容としてすでに大破産したものを、なおかつ打ち出すしかない帝国主義とは、いよいよその最末期を迎えていると確信できます。
野田首相は韓国を訪問し、日帝が強奪していた『朝鮮儀軌』の一部を韓国政府に返還したとか。ああ、これ、ドラマ「イ・サン」でヨンソンが描いていた朝鮮王朝の儀式を図画として記録したものですね。図画で残すという発想がすごいね。