北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

西東京市議選の開票結果

2010年12月29日 | 日記
来春統一地方選を占う選挙として注目されていた西東京市議選の開票結果は、現在の政治(党派)動向を如実に表現していました。民主党惨敗、自民党現状維持、みんなの党躍進、社民党議席喪失…という結果について、みんなの党・川田龍平参議院議員の評価は興味深いものでした。民主党批判の受け皿になったとコメントしていましたが、これはまさしくみんなの党という政党のありようを問わず語りに明らかにしています。民主党政治がいかに反人民的なものかが明瞭になりながら、自民党政治への回帰とは絶対にならない、その隙間のいかにもニッチな中途半端な存在としてのみんなの党の存在性をみずからが語っています。それゆえに、みんなの党は絶対に主導的な政治勢力にはなりえない、なるつもりもないことを自己暴露しています。選挙の結果は必ずどこかの党派が比較(相対)優位となりますが、その党派が政治的支配の主導力を持つわけではない情勢ってことですね。まさしく帝国主義としての日本の支配構造が流動化=液状化=崩壊していることの証左です。2011年こそ労働者階級が社会を動かす主導力を奪還する年に!