区議会総務財政委員会で区長多選自粛条例廃止案を可決

区議会総務財政委員会なう…って「なう」じゃないんですけど、流行語大賞報道に影響されました。
山田前区長の文字どおり売名施策であった区長多選自粛条例の廃止案が、今日開かれた私が所属する総務財政委員会で可決されました。一貫して反対してきたものを廃止するというのですから、同じく反対してきた他党派のように「田中区長の英断だ」「高く評価する」などと持ち上げたりはしませんが、粛々と廃止に賛成したところです。ところが山田区政時代にこの条例に賛成した党派が、今回廃止に賛成する際しての“釈明”が長々と続いてもう限界！いかにしたら田中区政与党であることが正当化できるかにしか関心がないからです。この条例成立に賛成したのは間違ってましたと言わないかぎり、まともな廃止賛成理由にならないっていうの。
それにしても、質疑のなかであらためて気づかされた、山田前区長の無責任さということがあります。区長３期までとすることで終盤期の「死に体」状態を生じさせないためなんでしょうが、在任期間中は全力を挙げて区政に尽くす趣旨の規定があります。彼はそれをあっさりと足蹴にして、任期中に辞職して区政を放り出して国政に出て行きました。まったくどうしようもない許しがたい人物でしたね。