北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

近頃増加している住居の賃貸借契約をめぐるトラブル

2010年12月06日 | 日記
今日も生活相談に訪ねたお家で、家主から一方的に明け渡しを求められているという相談事を受けました。家賃の滞納もなし近隣とのトラブルもなし…これで契約更新をしないというのは、明らかに家主の横暴です。明け渡しの条件として家賃の3ヶ月分を支払うと家主が提案しているそうなのですが、まったく話にならない。しかもそのうえに家主から様々な嫌がらせまでされているというのですから、ここまできては言語道断です。ところが最近こうした事例が増えていて、借家人の権利を制約する方向での裁判例などが増加していることが、こうした家主の横暴を助長している傾向は否定できないと思います。また、大恐慌は小規模賃貸住宅経営を圧迫していて、土地そのものを売却に追い込まれている家主が多いのも事実でしょう。いずれにしても、大恐慌がこうした労働者人民の生活破壊に直接影響を与えていることを、怒りをもって見すえなければならないと痛感させられました。今日のケースについては個人のプライバシーに関わることも多いのでこれ以上は書けませんが、行政がらみの交渉になることから、もう少し動かなければなりません。


12/5北島邦彦とともに歩む会決起集会(?)の最後に団結ガンバロー。