北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

政務調査費の住民監査請求

2010年12月21日 | 日記
このところ毎年恒例になりましたが、政務調査費に関する住民監査請求がなされ、指摘され返還を請求された項目についての「釈明」を区議会義務局に提出しなければなりません。ちなみに監査委員会による返還が命令されても、その不当性を訴えて自主返還に応じないのは私ひとりのようで、いつも「相殺」という手続によって支給が減らされています。今日もその「釈明」を書くのに1時間30分もかかってしまいましたが、きわめてムダなコストを支払ったものだったと思います。
広報紙「すぎなみ未来BOX」については以前にも書き込みました。臨時職員の広報紙配布活動についても書き込んであります。今年も同様の住民監査請求がなされているのですが、他にもエーッという“言いがかり”と断じたくなるものもあります。たとえば…。毎年自治労全国大会に行っているのですが、その旅費を政務調査費で支出することがまかりならんという請求が出されています。自治労大会で全国の自治体労働者の生の声を聞き、民営化や非正規化についての意見交換をすることほど、区政に関わる調査・研究の恰好の場はありません。今回の住民監査請求では、この旅費をとりあえず立て替え払いをしたのが私の妻であったことから(領収書を提出しているので誰にでもわかる)、「自治労大会にあわせた旅行だと推定される」ときたもんだ。私の妻は自治労組合員で、自治労本部方針に反対することを全国から集まる自治労組合員に訴え、討論や意見交換を行なうためにわざわざ休暇を取得してこの大会にかけつけています。にもかかわらず「旅行だと推定される」とは!彼女の労働者としての献身的な活動を誹謗中傷・冒涜するものであり、絶対に許しがたいものです!