北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

「つくる会」教科書決戦はいよいよ激突情勢に

2009年08月08日 | 日記
今日の夕街宣に立つためにバイクで高円寺に向かっていると、「…ふさわしい教科書を」などと鉢巻にしている軽ワゴンと青梅街道ですれ違いました。これは「つくる会」の街宣車にまちがいないと思っていると、案の定荻窪駅で連絡先もない怪文書が配布されていたそうです。来週の採択審議を目前にして、教科書決戦はいよいよ激突情勢になりました。こうこなくっちゃ、ほんとうの意味での「つくる会」との勝負がよく見えてきません。「つくる会」教科書採択の動きと田母神動向とがぴったりと一体化していることを…したがって、その首謀者は山田区長その人であることを、もっともっと暴露してやらなければなりません。写真は、田母神広島講演会弾劾行動(原爆ドーム前)。

酒井のりピー事件の報道量がすさまじくて、裁判員裁判の翼賛報道が最小ですんだ(それでも相当な量の提灯報道でしたが)と言ってもよいでしょうか。裁判員が質問したということが、赤ん坊が初めてしゃべったとでもいうような歓迎ムードで報道されていました。「なぜ救急車を呼ばなかったのか?」との裁判員からの質問が、的を射た質問だと“評判”です。しかし、普通犯人は逃げるでしょう?なんだか救急車を呼ばなかったことが事件の凶悪性を表現しているかのような感覚、それが「市民感覚」なのですかね。一般の労働者人民が、裁判員に選任されたとたんにそうした治安感覚を持たされてしまう。ここに裁判員制度の階級的意図が確実に見てとれます。