台湾の航空会社、チャイナエアラインが2021年2月6日(土)、
同年をもって同社から全機退役予定の旅客型「ジャンボ・ジェット」こと
ボーイング747-400型機(機番:B18215)で、遊覧チャーターフライトを実施します。
チャイナエアラインのボーイング747-400型機、B18215(2019年、乗りものニュース編集部撮影
このフライトは台湾のみで販売され、台北の桃園空港を発着するものの、フライト時間はおよそ5時間半。
日本では国内を周遊するのが一般的な遊覧チャーターですが、
このフライトでは日本上空まで飛んできて、富士山を周遊し、台北に戻ります。
搭乗者にはモデルプレーンなどのプレゼントや、
日本をイメージした機内食などが提供されます。
なお、この今回チャーターフライトを担当する「ジャンボ・ジェット」B18215は、
2005(平成17)年4月にチャイナエアラインに引き渡されたもの。
同社は、旅客型のボーイング747-400型機として最後に製造され、
もっとも機齢の若いものといいます。
関空にも頻繁に飛来しました
撮影日2015/03/10
撮影場所関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]
航空会社 チャイナエアライン - China Airlines [CI/CAL]
機材・機種 Boeing 747-400 Boeing 747-409
機体記B-18215
製造番号(cn) 33737/1358
撮影日 2017/09/02
撮影場所 関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]
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撮影場所 関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]
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余談ですが デザイン変更について
チャイナエアラインの新塗装に不満の声『台湾が中国に飲み込まれている』
先日チャイナエアラインが発表したB777Fに導入した新デザインにおいて、
国会議員からも不満が出るなど、
期待したほどのデザインではなかったと受け止められています。
チャイナエアラインの塗装を巡っては、新型コロナウイルス関連の物資を海外に輸送するにあたり、
機体に「China」の表記があることから、中国からの支援物資と誤解を招くとの指摘がされ、
デザイン変更を求める声が強くなり、今年7月に機体のデザイン刷新を政府に求める決議が可決され、
今回のデザイン変更へと至っています。
新たなデザインは、これまで大きく『CHINA AIRLINES』と描かれていた文字は、
機体後方へ移動する形となり、メインの場所には『CARGO』のみが描かれいています。
デザイン発表前には、この部分には台湾をイメージしたものが描かれることが明らかにされ、
多くの人がどのような台湾のイメージが描かれるのか期待を膨らませていましたが、
公開されたのは、Cの文字の中に台湾島が描かれるといったものでした。
これを受け、一部の国会議員などは、
『台湾が中国に飲み込まれている』
『中国に台湾が囲われ、一部とみなされている』
※ChinaのCと連想 といった不満を述べ、大半が中国と差別化する上で、
デザインが不明確であると不満を漏らすような塗装となってしまっています。
今後この問題がどのような動きを見せるのか現在のところ不明ですが、
筆者の個人的な意見を述べさせてもらうと、非常に残念なデザインと感じています。
sky-budget スカイバジェット ニュース
成田空港飛来は一度の様です
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