私はモーツァルトやベートーベンが、ピアノ曲だけでなく全般好きなんだけど、私の先生は、私への課題に対してそれらを避ける傾向がありました。
理由はなんとなくわかってます。私の知識では上手く説明できないんだけど、持ってるイメージで書いてみると、
・古典派は、弾き方がきっちり決まっているから、その通り弾けないと基本、マルにはできない。
・その通り弾けそうならいいんだけど、40の手習いで、基礎を飛ばして楽しさ重視でやってる大人には技術的に厳しいことがままある。
・例えば、分散和音は粒を徹底的に揃えて、金太郎飴のように延々と同じように弾き続けないといけない。
・伴奏が目立っちゃいけない。どんなにテンポが速かろうがスタッカートであろうが、メロディーの音量がどんなに小さかろうが、とにかく伴奏は目立っちゃいけない。
で、こないだ先生がハイドンをやろうかどうしようか悩んでいたのも、結局このことがあるからなのかな?、と練習するうちに思えてきて、
それでもやることになったのは、グランドピアノまで買っちゃった私の意気込みを感じたから?、とも思えてきて
とすると、ひょっとしてこれって
私の正念場!?
とまで考えてしまって、いつになく切羽詰まった気持ちで練習しました。
(たぶん続く)
↑ まあたぶん考えすぎです ^_^;