コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

今日のお散歩 - 6/24 野幌森林公園 -

2014年06月24日 | 野幌森林公園
春の野山の一番大切な時期は雨模様の天気が続き、何となく終わってしまいました。
最早6月も終わりが近くなり、眼にうつる樹々はすっかり夏バージョン。
湿度も低いので日射しが鋭い。さりとて気温は高くはなくさわやか。
ということでしばらく出かけなかった野幌へ。

いつもの大沢口から瑞穂池~百年記念館~大沢口のルートで。
途中、下のトケンランを撮っていたところで、お散歩中の男性とおしゃべりする機会に恵まれました。
小生よりは年配。
近くに住まわれているとかで、ここのエゾシカの話やアライグマの生態の一部などの話を伺えました


トケンランに出会った。道端で見かけたが視線をあげると林の中にも二株が見えた。


そろそろアザミの季節のようだ。


今年は何故かしょっちゅうこいつに出会う。


「オニク」っていうんだそうだ。初めてお目にかかった。怪しげな姿だ。
「ミヤマハンノキの根に寄生する葉緑素のない1年草」とのこと。
ものの本によれば「強壮、強精剤の漢方薬として、内臓の働きが悪くなったときなどに補養作用がある」のだそうだ。
乾燥して漢方薬にしたものは和肉蓯蓉(わ にくじゅよう)といい、中国産のホンオニクの全草を乾燥した肉蓯蓉(にくじゅよう)と区別しているとのこと。
(じゅ はクサカンムリに従)
どのみち当方にとっては観賞用で、実用にはならないだろう。

「オニノヤガラ」が正解のようだ。


瑞穂池。涼やかな風に吹かれて暫時休憩。


開拓の村の管理センター(左:旧札幌停車場)と北海道開拓記念館(改修工事のため平成27年春まで休館)。

時期的にお花には恵まれませんでしたが、よいお散歩でした。

東京の練馬や三鷹では雹が積もる程降ったんだそうです。知り合いに被害が無ければよいのですが。