王位リーグ1回戦、佐藤九段戦。

2010-02-13 | 将棋

戦型は角換わり腰掛け銀の先後同型。朝日杯の羽生名人戦で負けた後で、同じ形で連敗は・・・と背水の陣でしたが、あっけなく負けました。

 

           

 

図面は省きますが、定跡手順▲1一角△2八馬に竜王戦第3局や朝日杯の▲4九飛ではなく▲4四角成△3九馬▲2二歩という今注目の富岡流。

1図は△5八馬と金を取って▲同金という局面。ここでは△3九飛が正解でしたが、実戦は△2九飛と打ってしまったのでダメにしてしまいました。違いは、後で△3七飛成と桂を取れることです。三段目に成り返って桂を取るようでは攻めが遅いと思いましたが、そうではなかったようです。

実戦は勝負所がなくなり、時間を使う場所もなく余しての負け。この戦型はこういう事(時間余り)になり易いとは言え、これではいけません。

王位リーグは今年も黒星スタート。早くも苦しくなりましたが、巻き返せるように頑張ります。

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