どうぶつしょうぎ等。

2009-05-05 | 将棋
めっきり将棋をやらなくなった息子ですが、最近は今話題のどうぶつしょうぎ(LPSAオンラインショップ)をやっています。この「どうぶつしょうぎ」はLPSA(日本女子プロ将棋協会)の女流棋士が考案、作成したもの。将棋の簡易版、どころではなく、かなり簡単にしたものです。難しくない上に駒が動物なので、子供に親しまれるのも納得。
上記ページにも出ていますが、駒は
ひよこ(歩)、ライオン(玉)、キリン(1マスだけ動ける飛車)、ゾウ(1マスだけ動ける角)の4種類のみ。盤は3×4の12マス。
最初は「そんなんで勝負になるのー?」と思いましたが我々プロ棋士でも、そこそこ楽しめます(笑)

画期的と各種メディアで取り上げられて、注文が殺到。一ヵ月待ちとのことです


コンピュータ選手権は「GPS将棋」が初優勝。有名どころのボナンザ、激指、YSSが総崩れという、予想出来ない結果になりました。

今年は人間とのエキシビジョンはなかったようです。優勝ソフトの強さは未知数ですが、前年比で弱くなることはなさそうなので、強くなったと見て良さそうです。問題はその幅で、ほんの少し強くなっただけなのか、かなり強くなったのか。
対プロ戦の平均勝率が3割のアマトップクラスとある程度戦えるようになった(きちんと指せばまだアマトップに分がある)ということは、対プロ5割も遠い話ではありません。と言っても、この少しの差を埋めるのは簡単ではないですが。

少しずつでも強くなることは必至なだけに、来年以降も目が離せません。
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