ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

ピョンヤンでIUU漁業防止専門家会議が開催される

2013-04-24 22:09:07 | 日記
2013年04月24日
モスクワ発
[ピョンヤンでIUU漁業防止専門家会議が開催される]
ロシア漁業庁は、ロシアと北朝鮮のIUU漁業(密漁密輸)防止政府間協定に基づく、初回の実務専門家会議に、同庁代表団が出席したと発表した。
この会議は、2013年4月23日、同24日の両日、ピョンヤンで開催され、双方の関心事に合意、協定の実効ある措置への対応を継続することを決めた。
(関連過去情報)
2013年01月22日 
一般社団法人北洋開発協会
[第26回ロシア北朝鮮漁業委員会におけるIUU漁業防止に関する協議結果]
2012年12月24日-25日、モスクワにおいてロシア北朝鮮第26回漁業委員会が開催され、2012年1月30日付署名された、両国によるIUU(密漁密輸)漁業防止協定の対応状況について話し合われた。
この中でロシア側は、北朝鮮側に対して、ロシア産カニが羅津港へロシア当局の原産地証明なしで搬入された事件等を例示し、協定の対応義務が完全に実行されていないことを指摘した。
また、ロシア側は、ロシア産カニがアジア太平洋地域において違法に流通することを防ぐための同協定の義務を守らず、北朝鮮側が羅津港へカニを搬入した事件を重大な違反とみなし、将来的に同様の行為が行われないため、その防止措置を緊急にとるよう要求するとともに、ロシア側が発給する正式な原産地証明書のサンプルを手交した。
これに対して北朝鮮側はロシア側に対し、2013年第1四半期中に、有効な対応措置の検討結果を通報することとした。
なお、双方は、2013年3月末から4月にかけ、ピョンヤンにおいて両国専門家によるIUU漁業防止協議を行うこと、およびロシア産カニの搬入状況を把握するため、毎月ロシア側の専門家代表が羅津港を訪問することに合意した。
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日本水域でカニを密漁したロシア人とその乗船する船舶が拘束される

2013-04-24 17:53:50 | 日記
2013年04月24日
モスクワ発 www.me-journal.ru
[日本水域でカニを密漁したロシア人とその乗船する船舶が拘束される]
日本の海上保安庁は、2013年4月24日朝、カニを密漁したロシア人と、その乗船する船舶を拘束したと発表した。
この情報は、在札幌ロシア総領事館によって確認された。
この船舶はカンボジア籍で、事件は、日本のロシア排他的経済水域、北海道から距岸約100kmの地点でおきた。
日本当局は48時間以内に拘束したロシア人を送検すると予想される。
同様の事件は2011年にも起きており、日本の裁判所は、その船長に対して2万ドルの罰金を科す判決を下している。

24.04.2013 Источник: www.me-journal.ru

В водах Японии задержано судно с российскими браконьерами
Утром 24 апреля стало известно, что подразделения береговой охраны Японии задержали судно с российским экипажем, которое занималось незаконным выловом краба. Эту информацию подтверждает и генконсульство РФ в Саппоро. Инцидент произошел в 100 километрах от острова Хоккайдо в японской экономической зоне - там судно с россиянами шло под флагом Камбоджи, занимаясь незаконной ловлей рыбы. Ожидается, что в течение ближайших 48 часов власти Японии предъявят задержанным россиянам официальные обвинения. В последний раз подобный
инцидент произошел в конце 2011 года: тогда японский суд приговорил россиянина, капитана судна-нарушителя, к уплате штрафа в размере порядка 20 тысяч долларов США.Ожидается, что в течение ближайших 48 часов власти Японии предъявят задержанным россиянам официальные обвинения. В последний раз подобный инцидент произошел в конце 2011 года: тогда японский суд приговорил россиянина, капитана судна-нарушителя, к уплате штрафа в размере порядка 20 тысяч долларов США.

カニ密漁ロシア船長を逮捕、紋別沖の排他的経済水域内で
(4月25日付 北海民友紙)
 紋別の北約53海里(約98キロメートル)の日本の排他的経済水域内で、農林水産大臣の許可を受けずにカニを密漁したとして、紋別海上保安部は23日午後8時ごろ、カンボジア王国籍船のロシア人船長を現行犯逮捕した。同保安部による外国船カニ密漁の検挙は、11年10月以来2回目。
 密漁を行っていたのはトラスティー号(総トン数207トン)で、乗組員は逮捕されたフィリチキン・イーゴリ・ボリソビッチ船長(59)を含め全員がロシア人。罪名は排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律(第5条第1項、無許可操業)違反で、罰則は1000万円以下の罰金。
 同保安部によると、千歳航空基地所属航空機MA723「おじろ」(亀山忍機長)が巡回中に密漁中の同船を発見。連絡を受けた紋別海上保安部所属巡視船「そらち」(前田裕康船長)と羅臼海上保安署所属巡視艇「かわぎり」(安原幹晴船長)が現場に急行し、同船を捕捉し船長を逮捕したという。
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