Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ケイリンバルブとトンボ

2021-05-09 20:04:22 | メンテ 用品
自転車と空気入れこれは切り離す事が出来ない作業です 自転車のタイヤにはケイリンバルブと言う
特殊な部品が使われている物が有ります そんなバルブに空気を入れる為にに工夫をしています





自転車には車輪が有りそれにはタイヤが付いています それに空気を入れる為のバルブが装着されていますが
バルブにも種類が有ります それに応じた空気入れが必要になりますが、ケイリンバルブと言う日本独特の
バルブにはこの様な物を自作し工夫しています




まずケイリンバルブとは 競輪競走で使われるタイヤに
使われた日本独特の規格のバルブです






この様に見た目には一般車に使われている英式バルブに形状が
似ています これは下の写真の様に左からフレンチバルブ
真ん中、ケイリンバルブ 右、英式バルブです 
構造は英式とケイリンバルブは類似していますが 大きさが違います






トラック競技の試合会場ではほとんどフレンチバルブのタイヤが
使われています その為私もフレンチ用のポンプヘッドを備えた
フロアポンプを持って行きます






ただそれが全てでは無く競輪競走で使うタイヤを使っている選手も
居ます そんな時にはフレンチ用のポンプでは対応出来ないので
この様な物を工夫し工具箱に入れています






片方はトンボと言う口金 片方にはフレンチバルブをチューブから
切り離し その筒だけを取り付けています それをフレンチ用の
バルブチャックで銜えて使います





そもそも私が選手として走っていた時 国内にはフレンチ用のフロアポンプが無く
ケイリンバルブに加えフレンチバルブにもアダプターを付けてトンボを使っていました
SOYO のタイヤにはアダプターも付属されていました
仏式のポンプヘッドを備えた SILCA シリカのフロアポンプが普及したのは少し後の事です
今回ご紹介した物は一般車にも使えますので一つ用意しておけば便利です


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