Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

クロスバイク ヘッド小物 分解

2011-05-03 20:30:33 | 自転車整備 ヘッド
前回 B.B 小物を分解し あとフレームに装着されている部品は
ヘッド小物だけになりました 今回はそのヘッド小物を取り外します





前回 B.B 小物を分解しこの様な状態になっています フレームの美装に着手するまでは
もうすぐですね








ヘッド小物を外す前にサドルを外してしまいましょう
このシートピラーは固着していますが 今回は無理に
外さずこのまま整備に移るつもりです ピラーは一本
締めです






サドルを外しました






さてヘッド小物を外しましょう 1 インチのスレッド
タイプです






ここで使う工具は ヘッドスパナと言う専用スパナも
有りますが 私は今迄モンキーレンチを使っています

ヘッドには少なくとも 30mm 以上口が開く必要が有ります
モンキーなら ハイブリッドモンキーが良いでしょう
下の写真は アルミで出来た トラップレンチと呼ばれる
物です




今回はモンキーレンチを使います まず一番上の
袋ナットを緩めます ヘッドは全て正ネジです




一番上の袋ナットが外れました






上から順番に外して行きます ブレーキのアウター受け
舌付きワッシャー これらははめ込んで有るだけです




寄り道



舌付きワッシャーとは ワッシャーの内側の一部に突起が
有る物で これが下の写真のスレッド部の溝にはまり 上部の
袋ナットを締めた時 下部のわんとの共マイを防ぐ為の物です




最後に上部わんと呼ぶ 玉受けを外します
これにはネジが切ってあります




一気に緩めてしまわず途中でベアリングの状態を
確認します これはバラ玉が使われていると この時
全て足元に鋼球が落ち 玉を無くすからです






上部わんが外れました 使われていたのはリテーナーでした




これでフレームからフォークが抜けます






フォークからそっとフレームを抜きます






ヘッドチューブの下に付いているのが下わん
ここにもリテーナーが使われています

通常グリスアップやヘッドのメンテをする時に
分解するのはここまでです




これはフォーク下玉押しと呼びます






このフォークのスタイルを 1 インチスレッドと呼ぶのは
このフォークコラムのサイズが 1 インチで その上部に
スレッド(ネジ)が切って有るからそう呼びます





自転車とは関係ありませんがムーミンのカップです 可愛くて綺麗ですね

今回のヘッド小物の分解 通常ならここまでの作業で充分なんですが 少し考えている事もあるので
次はヘッドパイプとフォークコラムに圧入されている ボールレースを外します この作業風景は又
次回にご紹介させて頂きましょう

前回の作業 【 クロスバイク B.B 小物 分解 】

次回の作業 【 クロスバイク ヘッドワン 取り外し 】


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