Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

バイクショップの 開店準備

2017-03-06 18:07:14 | よもやま話
兵庫県西宮市に新しく自転車店がオープンする予定です 私がお店をする訳では有りませんが
お店の内装の一部をお手伝いする事になりました





私の本職は良く間違われますが自転車屋さんでは無く 給排水衛生設備の設計施工
馴染のある言い方をすれば水道屋さんです 今回の依頼は新店舗の商品棚を作って
下さいと・・・ これも本職では無いのですが出来る範囲の事をさせてもらう事になりました






事前に現場を実踏(じっとう=現地調査)し相手の希望を
聞き、使う材料や必要数を考えて材料を選びます






棚の天端にはコンパネを使いますが 品質に差が有るので
上から撥ねて行き出来るだけ状態の良い物を選びます
これは他の材料も同じです






コーススレッドは木工事用のビス 金折れも少し使います
この様な物は建築金物と呼んでいます






今回は先方の希望で蝶番を使い簡単な扉も付けましょう
扉の保持はマグネットキャッチを使います






ボンド類も沢山種類が有ります 木材同士の組立てには
木工ボンドが想像以上の強度を出します ただこの手の
接着剤は床に使っては駄目ですね 音鳴りの原因になります




出来るだけ事前に準備を済ませ工事の約束日に現地に来ました
今の処、兵庫県西宮市里中町とだけ書いておきます また時期が
くれば詳しくご紹介しましょう






私の車は水道工事用に仕立てていますので やはりこの様な材料は
積み難くて大変です 道具類も積み替えて来ました






すでに幾らかの自転車や荷物が入っていますが
作業場を確保する為にお店の奥に集めてもらいました
下の写真の窓際に棚を作ります 間口は 3m 弱です






朝から墨出しをし、簡単に用意して来た図面を見ながら
仕事を進めました 室内の矩(かね=直角)が出ていなかったり
壁の立ちが悪かったり(垂直に立っていない)で工作を始める迄に
結構時間が掛りました そして一日目はここまで、ほぼ予定通りです






もっと自転車が有りましたが木材を切る時の木屑が自転車に
良く無いので他所へ持って行ってもらいました 特にチェーンに
木屑が付くのは良く有りません この Pawer MAX パワーマックス
ただの自転車屋さんで無いのが分りますね






二日目の開始です 木屑は絶えず掃除しながら作業を進めています
足元が汚いと自分の足でそれを他所へ運んでしまいます 時間は
掛りますが現場を汚さない為にはその方が良いですね ここで
お昼にします






そして夕方一杯に予定していた物が完成しました 相談を
受けた時に本職の大工さんにしてもらったら? と言ったの
ですが、私の自転車小屋の棚を見てこんな手作り感が
良かったらしいです 私が作れるのはこの辺が限界です





私が作業を進める中女子選手が室内トレーニングに来ていました 今回の店主、濱中君が
指導しています 仕事をしながら話を聞いていましが実に理論も良く勉強しています
そして多様な練習メニューを提案していました 自転車選手を実践的に指導出来る高い
能力を持っていますね 彼自身も自転車選手でスポーツマスターズのケイリンで 2 連覇
している選手です 彼女はこの後パワーマックスでハーハーゼーゼー言っていました(笑)





最近は色々な情報に触れる事が出来理論は幾らでも拾う事が出来ます しかしそれを自分自身が
実践し、高い次元で人を指導するのはやはりその能力が必要です 自転車競技場でも彼のそんな
姿を見ていますが良い物を持っています 今年から新たに実業団チームを発足させたそうですが
少し面白い存在になりそうです

お店の詳細は 【 CYCLE LAB FRONTIER サイクル ラボ フロンティア 】

コメント (2)
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