Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

LAZER ヘルメット メンテナンスと調整

2016-05-06 20:04:30 | 自転車部品・用品
自転車に乗っている時には LAZER レーザーのヘルメットを使っています これは
とても優れた調整機能を持っていますが、最近少し調子が悪いのでメンテナンスと
調整を行います




現在使っているヘルメットは LAZER GENESIS
レーザーのジュネシス 今迄使った中でこれが
一番のお気に入りです






ヘルメットの被り具合の調整は 頭頂部に有る赤い
ダイヤルを回す事で頭の外周に有るワイヤーが頭
全体を締め付けてくれます Rollsys と言うこの機能が
素晴らしい使用感を提供してくれます






ところが最近 一旦締め付けたワイヤーが直ぐに緩み
ヘルメットが目の上に下がってきます ちょっと
調整機能の状態を見てみましょう




カバーの中は 赤い螺旋状のネジを切ったオスネジと
それに沿って動く黒い樹脂パーツが入っています






赤いダイヤルを回すと 黒いパーツがこの様に
移動します




そしてその黒いパーツには 2本のワイヤーが取り付けてあり
パーツが移動する事でワイヤーを張ったり緩めたりします
それが甘くなって 張ったワイヤーが勝手に緩んで行く様です




以前はここが軽く動く様にフッ素を塗布したりしましたが
今回は逆に動き難い様にしないといけません 逆はちょっと
難しいですね・・




良く観察すると回転部に E リングが一枚使われています
ここで細工が出来ないでしょうか






Eリングを外しました その E リングの先端を
左右に拡げました






その E リングを元の場所に収めました 
枚数を増やしても良かったですが こちらの方が
スプリングの効果もあり良さそうです 適度な固さに
なりました 大丈夫です






カバーを閉めます 両先端に細いピンが付いていましたが
それは簡単に折れてしまいます 接着剤の力を借ります








カバーの真ん中辺りの爪は大丈夫です 元の場所に
復旧します この接着剤はヘルメットの樹脂と相性が
悪いらしく次に外せる程度に接着します 大助かり(笑)





ヘルメットの寿命、耐久性は大切な事ですね 
ヘルメットに衝撃を与えたものは直ぐに交換を要します これは一度衝撃を受けた
ライナーは元に戻らないので衝撃吸収性が落ちてしまう様です

そして経過年数 紫外線や汗などの影響でライナーが劣化し衝撃吸収性が低下
するそうです 製品安全協会と日本安全帽工業会では、ヘルメットの耐久性を考え
有効期間を 商品購入後 3年と決めている様です 購入後と言うのがなんとも面白い
ですが 業界内部の取り決めですね これらの信憑性は、国産の製造メーカー
オージーケーカブトさんの Webサイト内でこの様に案内されています





最後にワックスで磨いて完成です 私のヘルメットはもうしばらく使わせて頂きます

コメント (4)
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