Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

オールドカンパと呼ばれる部品

2014-04-01 20:34:38 | 自転車部品・用品
1933年に創業された Campagnplo カンパニョーロ それは現在でも
自転車愛好家達憧れの部品を作り続けています





カンパニョーロを語る時には良くオールドカンパと言う言葉が使われます
ただこれは何時の時代の物かと言う定義は有りません 人に依って捕え方も
違うと思います 5 アームの RECORD クランクが出来た 1958年
アルミの一体ボディを持った RECORD ハブが出来た 1960年 
初代のレコードペダルは 1950年 鉄レコと呼ばれる変速機は 1963年
これ以前の物は もっと神憑り的な雰囲気を醸し出しています

この頃から縦型の最終型の変速機 1984年の NUOVO RECORD SUPER RECORD
この辺りまでをオールドカンパと呼べば良いのだろうか・・・






このクランクはⅢ型レコードと呼ばれますが PCD 151 です
これは 1961年から1966年まで製造され翌年から PCD 144 に
変更されます

このクランクは私が自転車屋さんで買った物です ただ
1971年頃なので 在庫として有った物だったのでしょうね




この 頃のギア板にこの様な穴が開いた物は有りません
これは私が加工したものです






この時代の部品を維持して行くのはそれなりの
苦労は有ります この様なフィキシングボルトも
貴重品で 良い物が有れば予備として確保して
おきます




これらはカンパの純正の 8mm角の頭を持った
ボルト達です








ペダルのトウクリップを取り付けるボルトです








短い方は変速機のワイヤークランプ用で フロント
ディレーラーも同じ物を使います





自転車部品の一時代を築き 日本の国産部品の追随を許さなかった時代の
カンパニョーロの 部品達 これを何時までも良い状態で保ってやりたく思います 
その為にはこの様な補修パーツの確保も大切な事です 

壊れて使えなくなった部品もお宝です それらの中にも使えるパーツが有りますから・・

コメント (2)
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