Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

トラックレーサーを分解 ホイール チェーン

2010-11-11 20:17:23 | ピスト
今回は私が競技用に用意している VIVALO ビバロのトラックレーサーを
分解します 競技場を又走りたくなり組んだものですが結局一度もグランド
には入っていません 少し考える処もあり分解します 何故かこの自転車
私のブログに登場する機会が少ない自転車ですね





兵庫県明石市で創業されたサイクルワークスショップ・クサカ ビルダーはカワムラ自転車の工場長から独立された 
日下周一さん フレームのブランド名が  VIVA VELO 自転車万歳! の造語で VIVALO ビバロ 多くの競輪選手や
一流アマチュア選手が使った大変優れたフレームです




今回の分解作業は 倒立台を使いましょう この一種の整備台
アマチュア選手はあまり使う事は有りませんが 競輪選手の方達は
良く使われます 慣れないと上下逆になると少し使い難いかな?

過去に自作しています 【 自作 倒立台 】 材料代 1000円程です・・・








じゃペダルから外しましょう ペダルレンチ又は 15mmのスパナを
使います 今回使うのは CAMPAGNOLO UT-BB030 ハンガーの右わんと
ペダルの兼用工具です








ペダルは結構固いですよ これが簡単に緩むようでは困ります
ネジ部にはグリスを塗っておきます クランクネジの焼き付きと
腐食の防止です ペダルのネジは 右側、正ネジ 左側、逆ネジです





使っているペダルは CAMPAGNOLO カンパ ピスト用の鉄プレートです プレートがアルミのスーパーレゲロも
有るのですが この鉄とは使った感触が全く違います 距離を乗るロードではアルミプレートの方が楽ですが
トラック競技ではこの鉄プレートの感触が好きでした 40年近く経ったこのペダルまだまだ使えますよ




前輪を外しましょう






ここで使う工具は CAMPAGNOLO UT-FC050 カンパレンチと言えばこれ
国産のスギノなどの物を併せ 15ミリレンチとも呼びます 






左右のハブナットを緩めホイールを持ち上げると簡単に
車輪は外れます ここのネジは正ネジです




じゃ後輪を外すために チェーンを切ってしまいましょう






ピスト用の NJS 認可チェーンには必ず一箇所 ネジを使い
ジョイントされた駒が有ります ここは
黒いチェーンならシルバーの駒 
シルバーのチェーンなら黒い駒と 見れば直ぐに分かる様に
なっています

プライヤーとドライバーを使いネジを緩めます
あえてスパナを使うなら 6mmです






ネジはこんな感じね






チェーンを外しました この後、直ぐに外したネジで
止めておいた方が良いですね 次に使う時チェーンの
方向で悩まなくて良いですよ






じゃ後輪を外しましょう ここで使うのもカンパレンチ
このレンチはこの後でも使います カンパの工具は良く
考えられていますよ






左右のハブナットを緩め ホイールを後ろに引きます
簡単に後輪が外れます ここのネジも正ネジです





外した後輪 このホイール ハブはシマノ DURA-ACE HB-7600 ラージの 36穴 120mm巾 リムは ARAYA AERO 2
アラヤのエアロ 2 スポークはホシ ステン段付15-16番 アルミニップルを使いイタリアンの 6本組にしています

ハブは新品時にマイクロロン処理をし 実走行 20Kmくらいのホイールです 今迄カンパのハブしか使った事がなく
初めてデュラのハブを買ったのですが 充分試合レベルの精度があり、これならカンパに拘る事は無いですね 
DURA-ACE デュラエースは良い部品だと思います

さて長くなってしまいました読む方も疲れますよね トラックレーサーの分解、続きは次回にさせて頂きます





咲いていた時はどんな色の花だったのかな 今はトゲトゲ・・・

コメント (4)
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